22(水)・23(木)は富山でした。
やっぱり暑い!
富山市繁華街の中心にあたる西町交差点東側を少し歩くと堤町通りに,越中反魂丹本舗「池田屋安兵衛商店」がある。
看板に書かれた「越中反魂丹」は,江戸時代から「体に魂を呼び戻す妙薬」とされて日本を代表する最初の和漢薬といわれているそうな。
店内では薬(丸薬)作りの体験ができるので,爺の私も挑戦です。
まず店主がお手本をと模擬薬で実演し,「どう?均一でしょ」って。
現在動いている手動丸薬器は,日本広しといえどこの店だけだってさ。
そして,越中富山の薬売りの総本山といわれた薬種商の館「金岡邸」に行った。
ここは,最近書いた「内山邸」と同様に,国登録有形文化財(富山県民会館分館)で拝観料200円。
内山邸に比べると50円でも良いような気がするけど,パンフの中に昔懐かしい紙風船が入っているから許しちゃおう。そういえば良く薬売りのおっちゃんからもらったなぁ。
気持ち悪いモデルで恐縮ですが(なんで私が謝るの?),池田屋の製丸器は確かに動いてました。
ご同輩方も,こんな柳行李を背負っていたおっちゃん・おばちゃんを覚えてますよね。
金岡家は代々養子縁組の家系のようだが,輩出した偉人も多く,初代金岡又左衞門は富山電燈(現北陸電力)創業者,2代目又左衞門は 富山第一銀行創業者,3代目は テイカ製薬創業者とエライことです。
もちろんこの日も,仕事の合間に観て歩いてるんですからね! そこんとこヨロシク!
翌23(水)は,高志の国文学館(こしのくにぶんがくかん)見学です。
今年7月6日に開館したばかりで,旧知事公館の建物や緑豊かな庭園を活用した研修施設とレストラン「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ富山」が設置されています。
この日も,ランチ目当てに訪れたのですが残念ながら満席で入れず。ショボン。。。
仕方なく500円を払って特設展示の開館記念展 「大伴家持と越中万葉-風土とこだまする家持の心-」を観てきました。(特設展300円,常設展200円という内訳)
パンフによれば,『万葉集』を代表する歌人の一人である大伴家持は,天平18年(746),越中国に赴任し,天平勝宝3年(751)に帰京するまでの5年間に,国守としての職務を果たしながら,歌人として創作にも励みました,と。
知らなんだ。
レストラン以外目ぼしいものはありませんでした。。
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