最近の結婚式事情を良く知らない。
先日,富山市郊外にある国登録有形文化財「豪農の館 内山邸」に避暑がてら行ってきた。
幕末時代に11代内山年彦によって建てられた典型的な豪農屋敷が,没落地主の成れの果ての私が惚れる佇(たたず)まいを見事に手入れされ残されているのです。
この日も36度の猛暑日ながら,屋敷内は涼しく10数年ぶりにゆっくり参観できました。
そこに,近々挙式をあげられるというお似合いのカップルと,(どこかは聞かなかったが)式場写真撮影班と化粧衣装班5名がやってきてタイトルの写真を撮りだした。
撮影風景を撮っても良い?と尋ね,了承の下いろいろ話を聞かせてもらった。
この屋敷・庭園での撮影が好評なんだとか。プロカメラマンは遠近を使って相合傘に入っている二人を撮っていたが,横から写したらこんな風に。。。
棗(なつめ)形の手水鉢,それに,ぬれ縁と月見台が豪農の栄華を語っています。
裏手から撮った月見台。ここから眺める「しだれ桜」は見ものですよ。
庭には様々な木々が大きく枝をはり,東側の梅林が開花した時にもう一度来てみようか。
モデルさんのようなカップル,私の長男29才がこうして相合傘で登場するのはいったい何時のことだろう?
親父目線の日でありました。
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