5月26日に書いた「日展」金沢展の会場である,石川県立美術館横にある広坂別館で初日を迎えたタイトルの催し物を観て来ました。
駐車場から一番近くの「藩老本多贓品館」に入館。実に,10数年ぶりの訪問です。
撮影禁止の場所。入り口のガラス扉の外側で撮ったもので,良い子の皆さん真似しないでね。
エレベーターもないこの会場は,年寄りには不親切!
膝や足腰に持病がある人なら2階に行けないほど急な階段で,私もヨイショと声を掛けながら上ったのでした。昔の図書館を改造した建物とは・・・。
2階を上がった直ぐの部屋に,本多家随一の家宝「村雨の壺」が鎮座しとりました。
前回と言っても10数年前に飾ってあったのが,2対の龍香炉だったっけ。
絹糸の艶に魅了され,針のとりこになった仲間たちが集まって「縫いの世界」を楽しんでいます。 と,挨拶文に書かれてありましたが,小団のA(エイ)子さんに団の女性衣装を縫ってもらおうなんて...,駄ちゃかん(駄目)やろね。
左の作品はA子さん作の「蓮華」。いいがいね!
出品者20名による30点以上もの作品に甲乙をつけるなんて恐れ多く,1つ1つ目を近づけて見ると細かな作業に感服でありました。秋の七草,トンボの羽,金魚,ホタルなど目が達者でないと縫えません。
ところで,うちわの裏はどうなっているのでしょう?
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