付き合いが多い(交際範囲の広い)人は,タイトルの「慶弔費」もバカになるまい。
親戚や友人知人の少ない私でも,かなり支出が重なる月があり,出るのはお金とため息ばかり。
私も含めて一般的には,①親しかったから,②過去に受け取ったから,③人間関係(お付き合い)維持のため,④自分ももらうかもしれないから...など理由は様々でしょうね。
「慶」が少なく「弔」の方が断然多い私は,お悔みの報に接すると父や妻の時の帳面を引っ張り出して見ることにしている。
先日も友人の父君がお亡くなりになったと聞き及び,彼から頂戴した金額を調べると驚くほど少なかったのに唖然として,間違いじゃないのかなぁと思いながら私の想いの半額を包んだ。
我ながらセコイ男だと後ろめたい気持ちになってしまうのです。
ご同輩方,お分かりいただけますか?
そうして,ラ・フォル・ジュルネを聴き歩いている時,後輩の父君が1ヶ月以上前にお亡くなりになっていたことを教えてもらった。
真に親しい人の場合,頂戴したかどうか別の話でお悔みを申し上げねば...と機会を探すことに。
慶弔費の軽重,問題ですな。
私の場合は「軽佻」(落ち着きがなく,言動が軽はずみなこと),問題ですな。
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