調子悪いと書いていながら,少しは外出していました。
22(日)は,オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)第11回北陸新人登竜門コンサートに行ってきました。
・シュニトケ
モーツ-アルト・ア・ラ・ハイドン
ヴァイオリン独奏:サイモン・ブレンディス、江原 千絵(OEK奏者・特別出演)
・チャイコフスキー
ロココ風の主題による変奏曲 op.33
チェロ独奏:ユジョン・イ(特別ゲスト)
- 休憩 ー
・ヒンデミット
白鳥を焼く男
ヴィオラ独奏:丸山 萌音揮(OEK奏者・特別出演)
・サン=サーンス
演奏会用小品 op.154
ハープ独奏:山徳 理紗(第11回北陸新人登竜門コンサート優秀者)
なかなか凝ったプログラムで,楽しめる内容でした。
最初の暗闇から演奏が始まったシュニトケ作品では,プロ奏者の独奏が技量の高さを披露し,井上 道義さんの指揮が軽妙でその洒脱ぶりを如何なく発揮し,弦を左右に5本,真ん中後方にチェロ3本を分けて移動を繰り返すという視覚も堪能させるものでした。
ユジョン・イさんは,昨年韓国公演を果たしたOEKとも共演しているとのことで,彼女のチェロも存在感があり素晴らしいものでした。
丸山 萌音さんのヴィオラ演奏のテクニックは,白鳥の尾をイメージした髪型以上にインパクトのあるものでした。
そして,最後の山徳 理沙さんのハープは演奏より,アンコールの拍手に井上マエストロから「おじぎ」をするよう言われるまで立っているだけの緊張しまくっている様子が微笑ましいものでした。
本人よりご家族知人の皆さんの方が,ハラハラしていたのかもしれませんね。
でも,やっぱり咳がこみ上げて大変でした。
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