今日は,快晴。
明日の最高気温が20℃と予想されている。
次男坊の花粉症がひどくなってきたゾ。
みなさん,いかがですか?
さて,26日(月)に千秋楽を迎えた新橋演舞場「三月大歌舞伎」《昼の部》を観てきました。
1.荒川の佐吉(真山青果 作)
染五郎,福助,亀鶴,幸四郎
序幕 江戸両国橋付近 出茶屋「岡もと」の前
向う両国 鍾馗の仁兵衛の家
第二幕 本所清水町辺の仁兵衛の家
法恩寺橋畔
第三幕 大工辰五郎の家
向島請地 秋葉権現の辺
第四幕 両国橋付近 佐吉の家
翌明け方
真山青果作品では「元禄忠臣蔵」が有名ですが,最近観たのは「将軍江戸を去る」かな。
今日の演目は,大工の辰五郎(亀鶴)との友情と,目の不自由な児への慈しみが義理人情と絡み合って,泣けました。それも涙ポロポロと。別に私だけじゃありませんでしたよ。
まわりの方々もハンカチで目を押さえたり,鼻をすする音があちらこちらから。
お新(福助)に向かって佐吉(染五郎)が言う「金持ちの根性ってものは,無茶というよりむごいものだねぇ~」。虐待する親に観てもらいたいよ,全く!
桜の散る中を旅立っていく佐吉。「染五郎,当たり役っ」の声に納得でありました。
2.仮名手本忠臣蔵
藤十郎,菊五郎,福助,染五郎,時蔵,幸四郎
九段目 山科閑居
(会の方でしょうか)大向こうがバンバンかかっていたので,シリアスで退屈する場面が多い九段目も目を閉じることなく感激でした。
山城屋,音羽屋,成駒屋,高麗屋,萬屋,高麗屋と声掛りも通人ならではです。
演舞場を出ると小雨が...,私ゃ雨男ですわ。
金沢に着いたときなんて土砂降りだもの。
翌24(土)は,車で大阪往復です。それも日帰り!
いくらスーパーカーであろうと,長男のマンションがある天神橋8丁目で1時間滞在して戻るなんて無理無謀でした。
もう若くはないのに無理した挙句,疲れが取れず25(日)は寝て過ごしましたとさ。
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