京都には,「祇園甲部(ぎおんこうぶ)」「先斗町(ぽんとちょう)」「上七軒(かみしちけん)」「宮川町(みやがわちょう)」「祇園東(ぎおんひがし)」の五つの花街(かがい)があって,私の宿泊した和風旅館は宮川町にあります。
京都の春を代表するイベントの一つが「をどり」です。
祇園甲部の「都をどり」,上七軒の「北野をどり」,宮川町の「京をどり」,先斗町の「鴨川をどり」にはそれぞれの花街の舞妓・芸妓が総出演し,日頃の芸の研さんぶりを其々の歌舞練場で披露するのです。
祇園東の「祇園をどり」だけは唯一秋の開催だそうです(←旅館の女将さんの説明より)。
遊びで負けるとお酒を飲むことになるのですが,「おにいさん,お強ぉ~い!」と声をそろえて言われるとこれまたニヤけてしまいます。
馴染み客ではない私のような一見(いちげん)さんは最初から90分のコースでしたが,結構場持ちがするもので,楽しいひと時を過ごすことができました。
そして,ライトアップされた知恩院(下の写真),青蓮院を散策に出かけました。
知恩院から青蓮院はとても近く,初めて入りましたが趣があって秋の紅葉時のライトアップを見たいと思いました。
私の学生時代にゃこんな華やかなライトアップなんてありません(そりゃ40年前だもの)。
もしあったならデートしてたかな?
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