タイトル映画は,ナルニア国物語『第1章:ライオンと魔女』の続編。ええ,観てきました。
ピーター,エドマンド,スーザン,ルーシーのペベンシー4兄妹が,カスピアン王子が吹く角笛で再びナルニア国へと舞い戻って繰り広げる物語です。
兄弟には1年後でもナルニアでは1300年が経過し,ナルニアはカスピアン王子の叔父ミラースに支配され,平和で美しいだった国もすっかり荒れ果てていたのです。
内容はもうお分かりのように,現ナルニアの支配者であるテルマール人の王位継承を巡る抗争と,旧ナルニア人によるナルニア国の奪回物語です。
結果は,第1章のライオン「アスラン」が一吼えし,川で水の精を呼び出し一気に形成逆転決着。兄弟は地下鉄に戻りエンディング...と書けば味気ないのですが,『第1章』を超えた出来。大変面白かった。
そのキャスティングにスタッフ名が流れていますが,注意してみていると各ロケ地が分かります。
「ロード・オブ・ザ・リング」と同様ニュージーランドやポーランドなど,現実の美しい川や森を映し出しています。
登場する「お小さい方」と剣の名手で誇り高き「ネズミ」が可笑しく,ピーターの盾と剣,スージーの角笛と弓,ルーシーの薬酒と短剣,エドマンドの懐中電気での活躍が見ものです。白い魔女(大地真央)は,ついでのような気がしました。
そう,私は吹き替え版をいつも観ているのです。だって,字を読んでいたらスクリーン全般に目が届かないでしょう?
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