企業戦士をリタイアする年代なると,誰もが若かりし頃の思い出に身をおく様になるのでしょうか?
今も,某D大学工学部の連中が,東京で飲んでいると携帯に。
不思議なもので,あっという間に学生時代に戻ってしまう。
友人知人の少ない私ですが,学生時代の友はそうは言わない。
「ばかぁ!お前が東京に来ているならいつでも集まるからさぁ」って。
今日は,広島のM井君(JR西日本勤務)が東京に来たので集まった...と,幹事役のM戸川君から未だ一度も顔を見せない私を詰(なじ)ること甚だし。
私が通ったD大学は,アルファベット順に席順が決まっていて,私のM姓辺りはK・N・O姓12名が集まってそれは賑やかで,テストも協力して勝ち取っていたのでした。
彼らの声を聞くだけであの頃,あの時の思い出が鮮明に浮かび上がってくる。
彼らは一応に言う。
「Mの演奏会チケットを4枚買わされて,無理やり彼女らしき女(ひと)を作って,また彼女に2枚売らなきゃならなかった」って。
う~ん,今も一緒です。
東証1部の製缶会社常務M君,同じくコンタクト会社副社長N君,校長先生N君,上海公伺O君など彼らの恥部を知り尽くしている私といえども,卒業して幾く星霜,忘れてしまって都合の良い事に変想してやしないだろうか?
そして,まだ歌っている私を彼らは何て言うかしら?
皆が京都に集まる6月が楽しみだ。
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