風呂に入ろうと,かけ湯をしたら膝にお湯がしみる。
お湯につかって膝を見れば,左膝のお皿の下辺りに5cmくらいの円で真っ赤になっている。
右の方は大したことないが,それでも2cmくらいだ。
これは,オペラ「高野聖」合唱団員が舞台上で取らなきゃいけない「立て膝」姿勢によるもので,普段から正座なんてしない男性に起き易い現象じゃないでしょうか?←特に私。
私たちは歌うだけじゃなく,「森の精」や「物の怪」のような振り付けが与えらているので立て膝姿勢が長くて大変です。もう気が遠くなりまっせ!
3時間近いオペラの中で,主役の「上人(しょうにん)」「女」についで長く登場する合唱団員は,照明光りを避けるため顔まで縫った上に衣装(まるで黒衣(くろこ))のような出で立ちで,怪しげな動きを立て膝や中腰で歌うのです。
ソリストたちが歌っている場面では,身を縮めてジッとしていなきゃいけないのですが,これが辛い!
もうジッとしていられない!
胡坐が禁止されているからといって正座なんてしてみようものなら,「しびれ」て立てなくなるので胡坐で片足立ても辛く,しまいにゃ四つん這い。
ホント,ジッとしとられんわいね!
これが膝が痛いの痛くないのって...ジッとしとられんくらい痛いんですわ!
百斤で買った膝当てサポーターを着けていてこれですからね。完全な労災でしょ?
明日から本番まで連夜の練習。
後半なんて,ジッとしている姿勢が辛くてボォ~となってしまう。←言い訳ですが...
何だかんだと言いながら,本番(9)まで4日です。
頑張りましょう!
歌劇座に来てよね,ご同輩方!
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