11日のコンサートのチケットは,その前日10(木)の新作初演オペラ「高野聖」練習時に,小団のW谷代表からいただいたものでした。
この日のオペラ練習は,前回から間が空いたせいか,立ち稽古で指導された振り付けや並びが脳裏から消え去っておりました。
間が空いたから...というのは嘘っぱちで,覚えるのに無限の時間が必要な私にとって忘却なんて一瞬であります。
大丈夫かなぁ。。。
夜7時から9時半の練習でしたが,この日は,9時過ぎに「高野聖」を作曲された池辺晋一郎さんや副指揮者の田中さんたちが練習に顔を出し,合唱について説明があった。
それに,「名代(なだい)の天生(あもう)峠」の発音で若干の混乱がありましたよ。
原作ルビ打ちでは「あもう」なので「う」と歌うことにすると,作家である小田さんから指摘されていたが,池辺さんによれば,口語体で「あもお」になるから「お」と歌って欲しい。だって。
私はどっちでも構いません。だって,全然覚えてないんだから。
だって ←齢60の爺が使う言葉じゃないよね。
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婦人(おんな)もいつの間にか衣服(きもの)を脱いで全身を練絹(ねりぎぬ)のように露(あらわ)していたのじゃ。
衣服(きもの)を着た時の姿とは違(ちご)うて肉(しし)つきの豊な,ふっくりとした膚(はだえ)。
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私にとって,原作の15・16章辺りの官能シーンが見所(みどころ)でありましょうか。
でも,歌っていると顔は客席に向けなきゃならないそうな。
よぉ~し,これからは目玉を左に向ける稽古をしようか。
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