ご同輩方,お元気でしたか?
何にも書いてないので腹立たしく御見限りのことかと思います。ええ,私だったらね。
本当に忙しかったのですよ!
今日は,タイトルのように,県立音楽堂コンサートホールで行われた"2011ビエンナーレいしかわ秋の芸術祭"石川県合唱連盟の「第九」演奏会でした。
指揮は,松尾葉子さん。もちろんオーケストラはOEK(オーケストラ・アンサンブル金沢)。
松尾さんには,6(日)に合唱団の練習指導を受けており,その延長で歌うことが出来ました。
N響指揮者尾高忠明さんもうそうでしたが,彼女の指揮も非常に分かり易く,カンタービレであり華麗で繊細で,先月6日のメイエさんの指揮の判じ難いものと正反対。
今回のコンサートマスターは,初めてお目にかかった韓国人女性(4人いるコンマスの1人だそうな)で,OEKも緻密な演奏で私たちを盛り上げてくれていたようです。
「第九」は,合唱人としても避けて通るわけにいかない曲で,私も数え切れないくらい歌ってますが,個人的には「歌う格闘技」と言っているほど短いけれどタフな曲です。
今回の合唱団を指導していたのが朝倉(石川県合唱連盟)理事長さんで,ゲネプロ終えても並びなど歌以外のチェックでも大忙しでありました。
ソリストは,ソプラノ:朝倉あづさ,アルト:串田淑子,テナー:志田雄啓,バリトン:多田羅(しんにょうに由)夫(みちお)。
残念ながら,あづささんを除いてパッとしないソリストだと思ったのは私だけ?
演奏会終了に,忘れ物をマンションまで届けてくれたあづささんに気を遣ってるわけじゃなく,高音が出ないバリトンなんてどうなの?と言いたいのです。
そう思わんけ,ご同輩方!
でも,さすが各合唱団に所属しているメンバーの声の美しいこと。アルトの前で歌っていたのですが,アルトの美声にしばし聞き惚れていたいました。高音で長く歌うところは下がってしまうのは残念でしたが...。
「大地賛頌」をゆったりと歌うことがこんなに心地よいのと初めて知りました,松尾先生。
連盟が50年だなんて私より10歳も若い。
Ⅰ部で歌った150名近くの高校生がコーラスを止めることなく歌い続けてくれるなら,連盟60年や75年は明るいだろうな。ええ,私はとっくにくたばっております!
メンネル定演後,野々市市誕生の市民合唱団と今日で,さすがの私も声がガラガラヘロヘロで,合唱へのコメントは致しません! ←良かったと思うけどね。
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