昨夜は,「協奏曲の夕べ~2大国際コンクール優勝者を迎えて」と銘打った演奏会を聴きに石川県立音楽堂コンサートホールに行った。
前半は,上原彩子さんのピアノで,ベートーヴェンの「皇帝」。
後半は,スタニスラフ・ブーニンさんのピアノで,モーツァルトのピアノ協奏曲第23番。
こう書くと,指揮者の名前なんぞどうでも良いのかと思われるので最後に山下一史さん。
チャイコフスキーコンクール優勝者とショパンコンクール優勝者が聴けるというので楽しみにしていたけれど,私が座っていた1階席はかなり空席が目立ち,見上げればバルコニー席は満席状態。
クラシックビギナーとしては,上部階で聴けば良かったと悔やんでおります。
アンコールは,それぞれコンクールで優勝した作曲家を披露。
素人の私でも素晴らしい演奏でしたと断言できます。
どうでも良いけど,ピアノのペダル音ってかなり邪魔じゃないですか?
この演奏会が一生記憶に残るか?と自問すれば,ブーニンさんの所作を思い出すくらい。
卓越した技量・音楽性を感じることが出来る「耳」を持ちたい!
虻蜂取らずで,情けない私の実感であります。
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