母と「錦秋特別公演 芯 2011」を観てきた。
歌舞伎舞踊,和太鼓,津軽三味線―日本を代表する伝統芸能のジャンルが一堂に集まり,「芯」という一つのテーマをもとに,いまだかつてない究極の『和』のステージをお届けいたします! ←パンフ記載
いただいた2枚の券は,歌劇座2階A席(6,500円)なので「観づらいかもしれないけど行かない?」と母を誘ったところ,喜んで「行く!」と手も上げた。
膝が具合悪く外に出歩かない母,エレベーターが設置されて大助かりです。
不肖の息子ながら,会場内の階段も手を添えておりましたよ。
・出演
中村勘太郎 中村七之助
高橋竹童(津軽三味線) 英哲風雲の会(太鼓)
・演目
1.太鼓
「山幸」「海幸」
英哲風雲の会(2011バージョン作曲・振付・構成:林英哲)
2.津軽三味線
「津軽じょんから節二重奏」「津軽あいや節」「さんさ時雨~外山節」
「津軽三味線即興曲」
津軽三味線:高橋竹童 鈴木健太
尺八・横笛:佃康史
3.歌舞伎舞踊
「正礼附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)」長唄囃子連中
曽我五郎時致:中村勘太郎
小林妹 舞鶴:中村七之助
4.コラボレーション「芯」
中村勘太郎 中村七之助/高橋竹童/英哲風雲の会
いやぁ~,日本芸能っていいもんですね。
今回の目的は歌舞伎舞で,勘太郎・七之助兄弟の息の合った「3」や「4」に堪能し,その際の歌舞伎独特のツケ打ちという,足音や見得など山場の強調が舞とピタリと合っていたのはさすがで,太鼓・三味線・尺八にも感動しました!
それに親孝行も出来たしね。いただきものに感謝です。
今週14(金)に,新橋演舞場で「芸術祭十月花形歌舞伎」(夜の部2階B席)を観る予定だ。
演目は,猿之助四十八撰の内 通し狂言「當世流小栗判官(とうりゅうおぐりはんがん)」で,市川亀治郎さん,市川笑也さんらによる『天馬にて宙乗り相勤め申し候』。
楽しみだなぁ。
亀次郎の猿之助襲名公演ではないものの,時の人の公演とあって大入り間違いなしだな。
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