今夜も,野々市フォルテで野々市市民合唱団の練習があった。
今夜は,ケーブルテレビや放送関係のビデオ(+音)撮りの予告があったためか,女声陣の充実ぶりには目が点になりました。本番では,いったいどれくらい参加するのでしょう?
私は,指導する朝倉先生の絶妙な抱腹指導を聞きながら,テナーの最後列で歌っていたところ思い出したのです。
ポール・メイエさんのアンコールで演奏した曲名が,タイトルの「Send in the Clowns(センド・イン・ザ・クラウンズ)」だったことを。
余談ですが,昨年,小団は合唱団MIWOの賛助で「新しい歌」を大谷研二さんの指揮で歌った。
その中で,「セントルイスブルースを知ってるかい?」とけだるく歌うよう指示が出たので,『ジャズ セント』で検索したところ,モダンジャズ100選に入っていた「センド・イン・ザ・クラウンズ」に引っ掛かった。
どうやら「セント」を「センド」と打ったようで,グレン・クローズが歌う「センド・イン・ザ・クラウンズ」を一晩中聴いていた。その出だしのクラリネットの音色と彼女の表情がすてきで。
10月6日(木)は,妻が亡くなって丸2年目の日。
会社を休みにしてただ静かにしていたのですがね,妹が今月から半年振りに会社に復帰したお祝いを兼ねて,夜,ポール・メイエさんの(指揮・クラリネット)第308定期公演PHシリーズを聴きに行ったのです。
クラシック音楽にあまり馴染みのない妹には,誰でも知っているモーツァルト作曲「クラリネット協奏曲」なら大丈夫だろうと連れて行ったわけ。
休憩後のベートーヴェン「交響曲 第7番」は,彼女には(メイエさんの振り下ろして次に指揮棒が上がった打点の)指揮に違和感があったようで,「しっくりした感じがなかったけど今日はありがとう!」と喜ばれました。
休憩前の「クラリネット協奏曲」を吹き振りした後でのアンコール曲名が出て来ず,歌っていたら思い出したという,長いながい話でした。
ホール出入り口に,アンコール名が書いてあるのに見ないで退出し,思い出すのに4日。
とりあえず4日後の奇跡とでも言っておこう。
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