・猿翁十種の内「悪太郎」 長唄囃子連中 ,幕間30分
大酒飲みで酒乱の悪太郎。陽気で無邪気な腕白坊主だが,酔うと周囲に迷惑をかけるので悪太郎と呼ばれている。その悪太郎を懲らしめようと,伯父と修行者が、酔って寝入った悪太郎の頭を丸坊主にしてしまう。目を覚ました悪太郎は・・・。(解説より)
・若き日の信長 三幕四場 ,幕間25分
父の三回忌の法要の日だというのに,信長は寺近くの丘の上で子供らと柿を食べて遊んでいる。跡目を継いだ自覚もなく野放図に暮らす信長を老臣の平手中務(なかつかさ)は心配している。そしてついに責任を感じるあまり,死をもって諫めようと切腹してしまう。大佛次郎が十一代目市川團十郎のために書きおろした最初の作品で,父團十郎に受け継がれてきた信長を海老蔵が演じます。
・天衣紛上野初花「河内山」 一幕 松江邸広間より玄関先まで
河竹黙阿弥の名作『天衣紛上野初花(くもにまごううえののはつはな)』からの一幕。悪党ながらも人物の大きさや色気,愛嬌も兼ね備えた河内山宗俊を,当たり役とする團十郎が演じます。胸のすくような黙阿弥独特の七五調の名台詞も聴きどころです。
もちろん、2週連続となる朝7時2分金沢駅発サンダーダードで,大阪松竹座に向かったのです。着いた大阪は,先週と違い,快晴で暑いこと言ったらありゃしません。
團十郎・海老蔵親子共演で超満員で,「勧進帳」の午後の部は完売でした。そりゃそうですよね,成田屋の歌舞伎十八番の一つですから。
感想は,当然良かったの一言。
ただ,私が座れた3階席から,「河内山」での松江邸玄関先で,河内山(團十郎)が花道を引き上げる際,幕切れの玄関先の松江出雲守(海老蔵)が背が高く,顔が全く見えませなんだ。
やっぱり1階席だわね。トホホ...
そうして,義父のお見舞いに,三宮からポートライナーで「医療センター」駅(旧市民病院前)まで行ったのですが,駅の名称が一変していたのに驚きでした。
次男が今年3月まで乗降していたところも「みなとじま」(旧キャンパス前)に。
どうりで駅名を聞いても無いはずです。
変貌を遂げる大都市。駅名も変貌の巻でした。
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