長いブランクでした。
でも,その間ずっと歌ってたんですよ。
そして昨日,ラムジカ第9回演奏会が終了した。
これでラヂッチ・エヴァ指揮による演奏会を開けられない...,そんなことを「箱」に書くことが嫌でたまらなく,ブランクを作っていたのかもしれない。
だけど,演奏会を終えてそれが間違いだったことに気付いた。
彼女との「ラストコンサート!」だということを伝え,もっと多くの人に演奏会に来てもらえば良かったのだ。
満足できる演奏会というのは滅多にないことだけど,昨日の演奏会は滅多にないうちの一つとなった。
前日(14),コンサートホールでのリハーサルでアカペラ曲を歌っていると,最高のハーモニーの形(表現がヘタですいません)が見え,チケットを買ってもらった人たちに喜んでもらえる確信が持てたもの。
今回,アカペラ曲とラター「レクイエム」でそれぞれソロをされたK井さん(バリトン)とM上さん(ソプラノ)の2名が感動的な歌声を聞かせてくれた。
手前味噌ながら本当に素敵だった。
それにしても私たちの演奏会は贅沢なもので,まずパイプオルガン。
続いてハープにチェロ,フルート,オーボエ,ティンパニ,それにグロッケン。
ラターって素敵な作曲家だ(それを選んでくれた大谷先生も素敵だけど...)。
お金がかかりすぎるのでオルガンで済ませられないか侃々諤々(かんかんがくがく)の議論で盛り上がったり(下がったり)大変な時期もあったけれど,決行したW谷代表に感謝だな。
エヴァさんが帰国された後,団員だけで練習した日々が続いた中,「トーケン」という会社の社歌をレコーディングしたこともあったっけ。
かなりの余裕だぜ。
団員(メンバー)の力量があるってことだけど,それでも指揮者不在となると今後に不安を抱いているのは私だけでなく,これを読まれているご同輩方も感じていることでしょうね。
その辺のところを書いても良いのかどうか。。。
まずはご来場くださった皆様に感謝を述べなくっちゃいけなかったけど,末尾になってすみません。
そして残念ながら聞き逃した皆様,もったいないことをしちゃいましたねぇ。
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