ライフラインが復旧したと思ったら,相次ぐ余震により停電や断水に悩まされる被災者の皆さんに対して,新聞紙面やテレビのフレーム内で想像し,痛みを知らない私の言葉も空々しいことでしょう。
そんな私も,茨城県南部で発生した震度5強の揺れを味わった。
16(土)午前9時から千代田区立スポーツセンター8階映写室で始まったOB合唱団練習の終盤11時20分ごろ,建物が大きく揺れ出した。
私以外は皆マグニチュード9を経験しているので「いつもより大きかったな」とか「短かったね」と余裕の表情。
私ゃ,たまげましたわい。
こんな揺れが毎日,関東・東北地方で起きているのです。
体が何だか揺れていると精神的に参っちゃうのも分かります。
それに加えて原発問題ですものね。
前日(15),本社女性から『鉄次』の「たい焼き」を差し入れてもらった。
餡子は上品で美味しかったけれど,やっぱり「たい焼き」は鯛の形をしていないとねぇ...。
余震でビビった私は更に声が出なくなり羽田に向かった。
無事O谷先生と,16時20分発のJALに乗った。
そのまま,小松から練習会場である石川県立音楽堂交流ホールに入り,21時過ぎまで練習。
オーケストラの皆さんが入ると音が見違えるようになり,O先生の指揮・指導に,美しいラター「レクイエム」が少し光明が差してきた。
私と言えば,吠えていると何度も指摘されちゃったわい。。
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