私の後輩に,眠って(目をつむって)歌う特技の持ち主S君がいる。
今は必至で指揮を見ているようだが,私たちと歌っている時は指揮不要だったのかな?
その愛すべき彼のページに「北陸にて北陸にて」が記載してあった。
*多田武彦作曲:男声合唱組曲「北陸にて」の終曲に,北陸線の「能生」「梶屋敷」「糸魚川」「青海」「親不知」「市振」「泊」「入善」の駅名が入っている。
東北の地震による影響で東京に行けず,戻りの特急「はくたか」が昔の急行列車状態。
停車駅なんて,糸魚川,『泊』,『入善』,黒部,魚津だもの。
大学3回生の時に「北陸にて」を歌った際,『市振』で海水浴をして「宮崎」に泊まり,『入善』『泊』を当時の仲間と歩いたことを思い出した。
メンネルに,多田武彦作品の中でも地味な「北陸にて」を何度も歌おうよと言っても誰も取り合ってくれなかったっけ。
テナーソロ「秋の 灯ともしころの 時雨の長浜のまちは ...」。
私の全盛の時だったような気がする。
それが昨年,息を細く長く,声をしっかり出せるように歌えるようになっていた。
そう,あの頃!
ところが今や首がヘナヘナですわ。
首って大事ですね。
足首,手首,乳首。3番目の文字は消えるようになってるはずだけど。。。
『長浜』の土蔵は今でもあるのでしょうか? ← テナーソロに出てくる地名
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