腰がいつもより強く張っているのは,先週の金曜(17)大阪からの移動を考えると当たり前だ。
土曜(18),OB合唱団が練習している「神田さくら館」に着いて恐るおそる扉を開けると,トップテナーは誰もいないし,4名(セカンド2,バリトン・バス各1)をピアニストの掛場さんが指導している。でも,地方からの出稼ぎメンバーの私が入って全パートそろって歌えるだけで良かったというべきでしょうか。
タイトルの演奏会が19日(日),金沢市アートホールで行われた。
1.「近代日本名歌抄」(信長貴富),「日本叙情歌曲集」(林光)
指揮:小泉伸 ピアノ:廣田智美
2.「幼年連祷」(新実徳英)
指揮:小泉伸 ピアノ:長野良子
3.「北欧・東欧の響き」
指揮:ラヂッチ・エヴァ(客演) パーカッション:平松智子
睡眠不足の私は,3部構成の1と2をまどろんでしまった。
若い女声を聞き逃すまいとするも瞼が閉じてしまう。
楽しい曲,訴える曲それらすべて同じ表情だもの。特にS田メンネル団長(ん~前?旧団長?)!
♪うさぎぶつかれ 木のねっこ♪
偶然を再び待つ人間の愚かさを振り付けし和ましてくれて良かった。
それなのに,歌う人の笑顔が少ない。
2ステの曲は,前にどこかで大きい合唱団が歌ったのを聞いたことがある。
ここは20名で清楚だ。長野さんのピアノも良いし,歌も上手くまとめている。
でも,曲がつまんない。
3ステ以降,演奏会がよみがえった。
エヴァさんが可愛いヨーロピアン衣装で登場して解説した後,合唱団員が同じ衣装で登場するなんて企画・作成した人含めて加点対象です。
男声なんてチロリアンベルト?を貼ってあるもの。グ~です。
平松さんの打音入りの2曲目まで歌ったことのあるので,印象としては複雑でしたが,それ以降は曲をイメージする登場人物が楽しく,言葉の壁を越えてこの演奏会を一気に盛り上げて楽しませてくれ,その影響か陽性の小泉さん指揮のアンコール曲も映えた。
30回というと普通は記念演奏会だ。
だが,冒頭で小泉さんが山瀬先生が結成の関わりを述べたものの,それを意識させられないところが残念だが,諸事情を知っている私としては,この合唱団の更なる発展とステップになればと思う。
どうでも良い事やけど,美声なのに天井がつっかえて歌ってる人が多い。
Y村さん,U君,心配やなぁ。
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