私は昨日から再び東京出張で,その出張に合わせて演奏会巡りをしている。
幸い「林光・東混 八月のまつり31」がトリトン第一生命ホールで行われていたので聴いてきた。
勝鬨橋(かちどきばし)を傘なしで渡った方が少ない私だけど,昨夜も雨。雨男だな。
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指揮:林光
ピアノ:寺嶋陸也
笛 円藤和之 和田友子(東混メンバー)
照明:古賀満平
program
林光:原爆小景
林光:鳥のうた
林光:花靱-閑吟集によるコンチェルト-新作初演-
林光編:日本抒情歌曲集より
からたちの花、しゃぼん玉、もう直き春になるだろう
アンコールは,いつもの「星めぐりの歌」。
そして今年は,さらに「お菓子と娘」(西条八十作詞 橋本国彦作曲)が歌われた。
私がこの演奏会で「星めぐりの歌」に続いてもう1曲歌われたのは記憶にない。
東混の歌う「原爆小景」には毎年新しい発見があり,来年の林先生のスピーチも楽しみだ。
今回披露された新作初演作品は,「日本の中世のはやり歌」を一連の歌うコンチェルトに仕組んだ小品集だったけど,言葉の面白さが現在人に伝わり難くコミカルな味の節回しが...,といった感じでした。
1931年生まれの林光先生。
先生のお元気な指揮振りを見られるのはそう長くはないかもしれないが,矍鑠(かくしゃく)として凛として高潔な指揮をいつまでも見たいものだ。
今夜も気持ちよく会場を後にして月島の「もんじゃ焼き」を食べに行った。
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