タイトルが「変われる」だったら良いのに...と呟くご同輩方同様,私も猛烈な勢いで「元」による日本買いを憂いておりますが,どうしようもありません。
(もっとも買われなくなったら私みたいにお終いなんですが...)
一昨日も,イタリア家具を扱って潰れた会社の倉庫を丸ごと買い取った日本人社長の商売ぶりを放送していましたが,中国人と商談中の社長の「そのうち日本中を買われちゃいますよ」の言葉が印象的でしたね。
義父が楽しんで儲けていた建設株に便乗してほくそ笑んでいた少し後の1987年,NTT上場で2株買い思わぬ高値で欲の皮がつっ張っていた翌年,急降下し地団駄踏んでから株を止めた私は,今や株式欄を眺めるだけ。
それでも,メキシコ湾の原油流出事故の鉱区を10%持っていた「三井物産」株が売られ1,000円近くまで値下がりしていたのを知っているし,200円以上も反発上昇したのは好材料があったのかと思っていたら,なんと「元」による買いだったそうな。
中国では,家に「槇(マキ)」の木の有無で差別化されるようで高品質の日本の「槇」が輸出されていたところ,今では山全部の「槇」が買われていることも放送されていた。
三井物産だけじゃなく,国際石油資本のブリティッシュ・ペトロリアムも「元」に買われるのかも...。
「買われる」た後「飼われる」日本になってしまっては大事(おおごと)ですよ!
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