いまさらってかんじですが,世界の心疾患の35%は,揚げ物や塩分の多いスナック菓子・肉といった食品が原因となっている可能性があるという研究結果が明らかになった。これは,カナダ・オンタリオ州のマクマスター大のサリム・ユースフ博士のチームが専門誌「Circulation」で発表したもの。
研究によると,肉や卵を基本とした「西欧の」食事やジャンクフードを多く摂取したグループは心臓発作を起こしやすく,果物や野菜を多く摂った人々は心臓発作のリスクがより低く,意外にも,豆腐を多く摂る食事のはナトリウムが多く含まれるため心疾患予防という観点からは良くも悪くもないとしている。
ジャンクフード(junk food)の「ジャンク」は「屑」「がらくた」という意味で,まさしく体には良くないようです。
一方,食べ方も大事なんです。
大阪大の磯博康氏らの研究チームは,満腹になるまで早食いをする人は,そうでない人に比べ3倍太り過ぎになりやすいとの研究結果を,専門誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルに発表した。
満腹まで食べ,かつ早食いだと答えた人は,満腹になるまで食べないし早食いでもないと答えた人に比べ,太っている確率が3倍高かく,ファストフードの利用や規則的な食習慣の欠如も問題を悪化させる一因になり得るとしている。
つまり何ですな,食事の内容や量だけでなく食べ方が心疾患や肥満の増加につながる可能性が大きいんですね。じゃなぜ粗食で咀嚼十分な私はメタボなんでしょう?
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