粉雪舞う高速道をぶっ飛ばし,タイトルの演奏会「メサイヤ(Novello版)」を聴いてきました。会場は富山大学黒田講堂。
詳しくないのでこの合唱団の構成を書けないのですが,金沢で歌っている方が数名いたので全国各地から「メサイヤ」を歌いに来られた方もいたのかもしれない。女声が明るい音色で統一され穏やかな男声と相まって気品に満ちた合唱でした。
「第九」も「メサイヤ」も数多く歌っている方だと自負している私,「第九」は「歌う格闘技」,「メサイヤ」は「歌うフルマラソン」と勝手に称している。一応テナーを歌う私,「メサイヤ」のアーメンコーラスではかなりキツくなりますが,最後まで歌いきっていました。
特筆したいのは,アルトソロがカウンターテナーだったこと。人づてに「青木洋也」は良いと聞いていたが,メサイヤのアルトでこれほど美声を聞かせてくれた女性を知らない。ソプラノ「藤崎美苗」さんの美声を喰ってしまった33歳で長身なハンサムアルト。
この2人が加わった「ブレス・ビー・クインテット」のコンサートが明日(27)富山鹿島町教会で行われる。明日は出張にしちゃおっと。
この合唱団の常任指揮者「津田雄二郎」さんが,プレトークで「ハレルヤ」での起立しどころを講義をしたものだから合図と共に会場の全ての聴衆が立って聴いたのです。こういうのも良いものですね。良(い)いといえばトランペット「葉室晃」さんも良かったな。
ヘンデル没後250年の今年,ステキな演奏会を聞かせていただいた「バッハアンサンブル富山」「東福さん」「富山室内合奏団」の皆さん,有難うございました。会場は寒くなくて(トイレは寒かった!),入口で配布していた使い捨てカイロは別の機会に使わせてもらいますね。
金沢では,北陸聖歌合唱団主催による「メサイヤ」が年末に行われている。私は,七尾でメディカルサロンななお合唱団の演奏会と重なっているため長い間それに参加していないが,今年は10月4日に「シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭合唱団(ドイツ)」と共演するので年末は空いている。歌いたくなったがいね。アルトソロは「青木洋也」さんをお呼びしてくれないかな。
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