午後2時より,金沢市文化ホールで行われたタイトルの演奏会に行ってきました。
昨年より聴衆は多い?という入りで,半分は埋まっていたようです。もっと集客に力入れて欲しい。
Ⅰ部:「フランスの8つの歌」フランシス・プーランク作曲
Ⅱ部:「沖縄のうた」~すべての人々の心に歌を~
Ⅲ部:混声合唱とピアノのための「信じる」松下耕作曲
各幕間に15分間の休憩が入り,団員の衣装直しが入るのですが,見開き1枚で団員メンバーも入っていない簡略化されたプログラムのため,その15分の長いこと。これまた工夫が欲しいところです。
当団のY村さんが第Ⅱステを指揮するというので,老眼乱視入りのメガネを忘れた私は,5重に見える彼女の後姿ばかり見とれていて,コーラスはどうだったか言えない。 でも,工夫という点や選曲・構成・表情も良く,一番好きなステージでした。
第Ⅰステのプーランク。「軽妙で洒脱」と形容されるプーランクを歌いこなすのにはもう少し時間が必要だったかもしれませんね。その中の2曲の男声合唱はスリリングを感じさせるところがありました。
第Ⅲステの「信じる」。指揮者・ピアニストの36才と24才を信じろというのは無茶ではありましたが,会場があの響きの悪い文化ホールのこと。もう少し声を前に...でしたか。
ハーモニーを揺らすバスは修正です。でも,随所にキレイなハーモニーを聞かせていただきました(上手に誉めたでしょう?)。正直な感想として,もっとすばらしい演奏ができる合唱団なのに「もったいない」の一言です。
昨年,金混の皆さんと東混とジョイントしたので,更にスケールアップを期待したいところです。
Copyright © 2002-2013 金沢の声楽アンサンブル ~ La Musica ~