東京都東大和市桜が丘の特別養護老人ホーム「さくら苑」で,男性職員が寝たきりで言葉も不自由な認知症の女性入所者(90)に性的な暴言を吐いていたと,入所者家族から訴えられた。
バーンアウトは,理想に燃えて介護に当たり,その成果が現れずに終わる人が陥りやすいけれど,この職員や施設管理者の回答を聞くと資質に問題ありですね。
先日,知り合いの方を特老施設に見舞いに行った際,耳元で大声で名前を呼ばれていた。
「〇〇さぁ~ん(何度も大きく),お見舞いに来てくれたよぉ」
意識がはっきりしているのに,単に行動に表せない場合,煩いだろうなと思わずにいられなかったが,厚生労働省の検討会は,病気や加齢で身体の機能が衰えても患者を1人の大人として扱う看護教育の見直しを検討している。
入所予備軍のご同輩方,早くそんな看護教育が一般化されるよう祈ろうじゃありませんか。
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