タイトルのコンサートが,七尾駅前パトリア4階のフォーラム七尾で行われた。
Sop中畠さんの独唱,宝達志水町コーラスグループ「チェリーブロッサム」の20名(本来は40名ほどの合唱団だそうだ)による合唱,フルート独奏など盛りだくさんのプログラム。
そして最後に「チェリーブロッサム」と「メディカルサロンななお合唱団」の40名以上で合同曲「千の風になって」を山瀬泰吾先生指揮で演奏した。
恥ずかしながら私とN畠さん(彼女は別格でした)でソロをしたんですよ。
アンコールとして聴衆全員と一緒にもう一度「千の風になって」を歌い終わると,土までも優しい七尾の聴衆は更にアンコールを催促する拍手の嵐・嵐・嵐。有り難いもんです。
これ以上アンコールとして歌える曲がないのにもかかわらずですよ。でも,嬉しかったな。
今回,MSN合唱団は単独として3曲しか歌っていない。それ以上(山瀬先生を持ってしても)歌いこなせない合唱団です。正直上手じゃないかもしれないが,素人集団でも年月を経ると彼ら彼女らの声が出てきているのが実感できる。そして,そんな合唱団の背伸びをしない手作りのコンサートが好きだ。
私が歌うわけは 一滴の涙 くやしさといらだちの 一滴の涙(谷川俊太郎)
このMSN合唱団は,医者,薬屋,看護師など医療関係者の集まりで,「上手にならなくても良い」とはっきり断言している合唱団だから,くやしさもいらだちも涙もない。出来る範囲で年に1度,今日のようなコンサート開催にこぎ着ければ良いのだ。
だけどもっと上手になったら嬉しいでしょう。Y山先生,M林先生?
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