長いタイトルの演奏会が,金沢市文化ホールで行われた。
前にも書きましたが,第Ⅰステージのプーランク「クリスマスのためのモテット」を2回の練習と,当日30分リハーサルで本番に頭数男として立った。いけませんねっ!
そして,第Ⅲステージの信長貴富編曲 無伴奏混声合唱のための『7つの子ども歌』を僅か当日30分のリハーサルだけで,厚かましくも皆さんに混じって歌った。これなんて私個人としてはレッドカード!
このようなことは決してしてはいけません。ですが,応援としてテナーがはっきり歌わなきゃ...と練習で掴んだ旋律節を歌ったのです。だいたいソルフェージュ能力の劣った私ですから,お邪魔にならない程度に口パクをふんだんに取り入れてたわけです。
この合唱団のメインステージは,第Ⅳステージ『ざっつ・みゅうじかる! 見果てぬ夢』。
練習の多くをこれに費やしていたのが良く分かる。ソプラノAさんソロ・女声デュオ・可愛い動きなど,聴衆を魅了した出来栄えでした。北陸中日新聞に写真が掲載されてますが,カメラアングルもグ~です。
今回は,パンフレットも見やすくなり,上品な満員模様の入りでOBジョイントした第Ⅲステージもアカペラと頑張っていました。ただ,M野団長さんの美声奮闘むなしく,男声メンバーの高齢・少数化が惜しまれてなりません。ついでに,Ⅱステは割愛しても良かったな。
金沢混声合唱団 定期演奏会でプーランクを書いたけれど,このモテットで私が求められた声は「Hodie Christus natus est(この日,みどり児は生まれぬ)」のテナーです。難しいのは言い訳にもなりませんね。
このモテットが,この団のコンクール自由曲。私,プーランク先生に翻弄(ほんろう)されてますわ。
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