映画「もものけ姫」で,「帰ってきた!」とおっことぬしが叫んだように,今日の私は叫んだ。
ハンガリーから,エヴァさんが帰ってきたのである。
昨日,豊田市少年少女合唱団の演奏会で指揮をするために来日していて,今日,金沢に来たのだ。
もちろんホテルに電話して声を聞かせてもらった。
変わっておりません。
そりゃそうだ,8ヶ月ぶりだから金沢弁も健在でした。
明日,小団で彼女を囲む会が楽しみだ。
今日,母の入院に付き合った。
明日さっそく人工関節術を受けるために。
リハビリ担当の方から,91才の女性が頑張ってますよって言われた。
4月に84才となる母は,先輩がいると聞いて安堵の表情。
それにしても女は元気だ!
昨日(28),石川県立音楽堂コンサートホールにてオーケストラアンサンブル金沢(OEK)第314回定期公演M(マイスター・シリーズ)を聴きに行きました。
《ピアノの魔術師ラルフ・ゴトーニのベートーベン・コンチェルト弾き振り》とポスターに書かれていたように,フィンランド出身のゴトーニさんの端正な指揮と華やかなピアノ演奏でした。
プログラムは,2月5日の第315回定期公演F(フィルハーモニー・シリーズ)と兼用で,楽しみにしているケルビーニ作曲「レクイエム」の合唱団員氏名が載っていて,9名の客演奏者が合唱に加わるようです。
「コリオラン」序曲では,次のピアノ協奏曲第3番のために天板を外して客席に背を向けて座るようにピアノを置いてあり,譜面はピアノの上に。
登場したゴトーニさんは,うっかりピアノの椅子に座ってしまうというハプニング。
そうして照れ笑いしながら曲が始まった。
ピアノ協奏曲第3番でのゴトーニさんの演奏は,《魔術師》かどうか素人の私にはサッパリ分かりませんでしたが,(弾き振りや吹き振りと違い)ピアノの場所のせいかオーケストラの中に溶け込んでいる感じがして,とてもすてきでした。
アンコールは,シューベルトの「美しい水車小屋の娘」を自身が編曲しての演奏でしたが,歌曲とずいぶん違ってしっとりと憂愁の色合いでした。
満員の聴衆も私同様大満足ではなかったでしょうか。
今日のコンサートホールは,伊藤恵司さん指揮する"なにわコラリアーズ"の「ただたけだけコンサートvol.3」。
男声合唱界では,「ただたけ」こと多田武彦は避けて通れない作曲家で,田中冬二作詞「北陸にて」,堀口大学作詞「雪国にて」,北原白秋作詞「白き花鳥図」の3曲を,甘美にかつ力強く披露してくれた。
♪ 秋の灯ともし頃の時雨の長浜の町は ♪
トップテナーのソロで掴みを外さず,一気に聴衆を魅入らせてしまいました。
時として荒れるトップパートも,この音色で許されてしまいますからね。
各パートも明るい声質でバランス良く,郷愁や叙情感たっぷりに男声合唱特有の倍音をホールに鳴り響かせていたのは流石でした。
それにしても入りが少なかったのが唯一の残念なこと。
後ろに座っていた旧知の金沢大学の先生は,昨日の金沢大学定期演奏会に「なにコラ」の面々が来てくれたから,今日は学生が大勢来るから大丈夫と言っていたが,成る程若人が後から来ていたけれど,定員の半分700名に届いたかどうか...。
もっと多くの人に聴いて欲しかったのにもったいない!
粉雪舞い散る底冷えの日を悪者にしておきましょう。
ただ,少ない聴衆で良かった事もあるんですよ。
それは,響くホールが尚のこと響くってことなの。
賛助出演では,山瀬泰吾さん指揮する女声合唱団"杏"が花を添え,硬質のソプラノは健在?でしたが,柔らかなソロも入りその意匠を凝らした演奏は,地元の実力派合唱団を更に大きくアピールしていた。
Mネルで何度も「北陸にて」を歌おうよ...と提案しながらその都度却下されていたけれど,却下した人たちはこの歌を知っていたのかねぇ?
滋賀・富山・新潟ばかりで石川県の地名が入っていないから?
武家料理を楽しむイベント「金沢の豪華なお正月を楽しもう」が昨日,橋場町の金城樓で行われた。
加賀藩の時代から伝わる振る舞い料理として,お節料理やタイトルの婚礼料理「大鯛の唐蒸し」の実演とその味に舌鼓を打った。
このイベントは新聞で募集され,昨年末にANAクラウンプラザホテル金沢「雲海」でご一緒した4名に声を掛けたものの3名は都合で不参加となり,結局2名で参加した。
この日(25)の雪は,チラホラ舞って市内に渋滞を及ぼすものではなかったが寒さは厳しく,金城樓の玄関を入ったところには風格漂う火鉢が1つあるだけ。
暖房というより,暖を取るだけの火鉢。
今回のイベント定員80名全員地下「平成の間」に移動し,土屋兵衛5代目社長の解説と中村弘明料理長による実演が始まった。
金沢の婚礼の際のしきたりのようだが,嫁方から持参した鯛を婿方で調理する「鯛の唐蒸し」が見事な大鯛で始まり,「うの花」をたっぷち詰め込んだ。
武家文化では,魚の腹を開くことはタブーであり,背開きされて詰め込まれる。
「うの花」は,おからと7種類の野菜(笹がき牛蒡,木耳,銀杏,蓮根,人参,椎茸,麻の実=7福神)で,手早くさっさと作る様は流石。
加賀伝承料理「治部」(金城樓では「治部煮」とは言わないらしい)も,合わせ味や作り方の解説があったが,合鴨は片栗粉ではなく小麦粉を使うことなどの但し書きに,参加者の9割近くを占める女性たちは一応に頷きあっていた。
席を移して,2階110畳の大広間「丹頂」で会食。
始めに「祝い重」。お菓子は,能登産大粒黒豆が入った「黒豆大福」。
次の「雑煮」は写真を撮る前に戴いてしまいました。上品な出汁が何とも言えず美味しいものの角餅がお椀にくっ付いていたのは,大勢に振舞うために仕方がないことと食した次第。
「造り」(鱈子付けと甘海老より「つまもの」の方が目立ってました)
こうして会席を終えた後,金城樓の各部屋を案内されて解散。
豪華な気分に浸りながら,次にこの老舗で格調高い金城樓本店を訪れる機会があるだろうか...,と貧乏性の私は悲しくなったのでありました。
ご同輩方にも,記念日があるやろ?
「還暦」なんて別に「めでたい日」ってわけじゃないんですがね。
人生の節目ですから,たまにゃ良いでしょう(3才の孫が食べようと身を乗り出している)。
無事生きながらえることができるなら次は「古希」ですが,その時は世の中どうなってるんでしょうね?
内政破綻による国家の崩壊,年金破壊,介護受難と暗い話題です。
民主党が政権を奪い期待したものの,『マニフェスト』遵守は空想だったと理解した日が,内政破綻の記念日。
♪ 木枯らしとだえて さゆる空より
地上に降りしく 奇(くす)しき光りよ
ものみないこえる しじまの中に
きらめき揺れつつ 星座はめぐる
お若い方々が知らない文部省唱歌「冬の星座」。
星座を見ようと目線を上げても,吹雪いて見えず,それ以上に消費税は上がりそうだ。
ええいっ,どうせなら大声で歌いましょうよ。
寒波が居座っているようで,酷寒の今日も道路がツルツル。
お江戸じゃ,スッテンコロリの怪我やスリップ事故の続出で大変だってニュースが流れている。
私ら,スリップと聞けば女性の白い下着を思い浮かべてしまうんですが,あれはシミーズ?
とネットで調べたら「シミーズとは,本来スリップの仏語・シュミーズ(chemise)が訛ったもの」だそうだ。
なるほど。サポーターも海パン(海水パンツ)のインナーでしたね。
こうして以前使ってた言葉が別の意味になっていく...,エロ欲ボケ進行の私の独り言です。
そんな私も,母の介護が現実味を帯びてきた。
右ひざへの人工関節施術を目前にした母が,腰を痛めご近所の医者へ連れて行った。
X線写真に写った腰椎が素人目に見てもズレている。
ひざも腰も痛いとなると寝たっきり状態になるので,泣こうが喚(わめ)こうが座らせている。
原因は,運動不足と太りすぎです。
ええ,私の将来像がボテッと太った母の姿と重なるのであります。
ところで先週の土曜(21),岐阜からお越しいただいた高橋さんの初練習でした。
合唱団MIWOの練習通りの指導してもらうためで,こういった試みはとっても良い事だと思う。
私といえば介護と他団練習で大幅遅刻。
練習会場に入り椅子に腰掛けたところで「今日の練習はここまで!」。
申し訳ありませんんでした。
来月から指導をお願いしましょうかね。
牡蠣(カキ)の美味しい時期になった。
毎年というわけではないが,得意先の先生と一緒に能登牡蠣を買いに出かけている。
七尾市から田鶴浜に向けて車を走らせ,能登線の湾岸部に目当ての場所がある。
薄暗い中では,かつてはピチピチ若かった方々が黙々と牡蠣を取り出している。
この中では一番若そうな方で,こちらを向いてポーズを取り出すので撮ったふり!
入り口脇の休憩室には薪ストーブが真っ赤に唸っているけど,鮮度を保つため作業所内には暖房が一切ありません! 私に出来ない仕事の1つです。
剥き終えたばかりのカキを買い,半分(といっても大量なんです!)を塩水で洗い,ポン酢が切れているので又しても寿司酢でいただきましたわい。
麦焼酎が減ること減ること。
残った分は揚げてもらうべく翌19日の朝に,小団アルトMさん宅に持って行った。
これも美味しく,Mさんに感謝でありました。
今週は,青空が拝めることが出来た。
本当に珍しく有りがたい週だった。
火曜日(17)なんて快晴。
その分,水曜(18)の朝は放射冷却も手伝い氷点下。
福井へ出張に行った帰りのこと。
国道158号線を福井インターに向かい8号線を潜(くぐ)り抜けてすぐ右へ曲がり,和田神社に行った。
この時期になると鳥居に大きな鬼の絵が飾ってあるからだ。
南の鳥居の向こうに見えるのが太鼓橋。偶然,鷺(サギ)が1羽飛んできた。吉兆かな?
そうか,大寒過ぎればもう節分なんだな。
春はもうすぐ。
昨夜(15),石川県立音楽堂コンサートホールで『秋川雅史 with オーケストラ・アンサンブル金沢 スペシャルコンサート2012』という長いタイトルのコンサートで,合唱団員として歌った。
昨年末の紅白歌合戦で「あすという日が」を夏川りみさんと歌われた秋川さんは美しい方。
今回のコンサートをDVDにするということなので,後ろで歌う私たちも応援しましたよ。
私は舞台最後尾で歌う合唱団員の一員(頭数男)。
合唱団員は朝10時半に集合し,"トゥーランドット"の第3幕冒頭「誰も寝てはならぬ」「あすという日が」「まつり」の3曲を初練習し,リハーサルへ進んだ。
写真はリハ中,「まつり」は暗譜で歌って欲しいと秋川さんが言われたところを舞台最後列からこっそり撮ったものでピンボケですが,彼の所作はカッコいいですね。
DVD録画収録するために,ずっとカメラが回っていて舞台裏では画像チェックスタッフ6名がモニターチェック。
本番では,私たちアマチュア合唱団員80名(子ども達含む)だけが心配の種でしたが,ダメ出し収録もなく無事終了。
秋川さんは何曲歌ったのか分かりませんが,聴衆の一人ひとりがうっとりしている様が良く見え,人気の程がうかがえました。おしゃべりも上手で,「まつり」を歌う男気は生まれ育った故郷の祭りと神輿(みこし)だとMC。私たちも「ソイヤッ」の掛け声もノリノリでした。
最後に,出番前の緊張している秋川さんを遠くからパシャ! 美しいぃぃ!
アンコールに応えて舞台を降りても疲れも感じさせず,舞台横で私たち合唱団員に握手や写真撮影に応じてくれた秋川さんの今後にエールを送りました。
(彼から差し入れの銀座名店シュークリームに釣られて...じゃありませんよ)
秋川さんとのツーショットは彼ら彼女らの宝物になるに違いない。
皆さん,DVDが発売されたなら買いましょうね。
腹出し白子でキトキトになった私,DVDレコーダーを買った。
キトキトとは,「生きがいい」として使われる富山の言葉です。
最近,ヌタリ・タラリ状態でしたからね。
息子が借りてくるDVDと同じ内容のものが,ブルーレイだと色合いがこんなにも違うのかと体感したのに未だ配線していない。
ただ欲しかっただけかもしれない。
録画する機械なんて10年以上なかったから,番組同時録画が3チャンネルあっても無駄なので2チャンネルのレコーダーを買ったものの使いこなせるか心配。
(1チャンネルだけのレコーダー電気を入れても立ち上がりが超遅い!)
そう心配しながら買うなんて...,♪ダ~メなダメな いつまでたっても ダメな私ねぇ♪
いつものように思い出しながらキーを叩いています。
今日,歯科で歯茎を磨いてもらった。
6(金)に右上奥にインプラント術を行ってから,その周辺が痛くて磨くことも出来ず歯科助手に磨いてもらったのです。
老眼が進行してきた今の私には,美人助手(?)さんがピッタリ近づいて作業しても残念ながら彼女の顔がはっきり見えないので,目を閉じて彼女の息遣いを感じておりました。
年金生活者に近づいている私は,窮乏生活に陥ることを直視せず,高価なチタンを埋めている。
私が火葬されたら,資源(チタン)回収してもらいたいな。
12(木)は,インプラント術後の抜糸。
息子に抜糸したと言ったら「また抜いたん?」とバッシ(抜歯)違い。
日本語って難しいのね。
口の中がモヤモヤ状態の中,13日(金)のお昼,近江町市場「井ノ弥」で1,250円のちらし近江町を食べた。
平日11時に店を開くのに,20分過ぎに到着しても店は開いてなく誰も並んでいない。
えへへ,早割りに間に合いました。
開店前に並ぶと貰える「飲食代金10%オフ」の丸いシート(直径15cmくらい)をゲットし,125円儲かりました。
125円も安かったという安心感からか,食後,市場を物色。
ラッキーにも「腹出し白子」(1,800円)が1パック残っていたのでゲット。
ご同輩方,普通の白子との鮮度の違いを確かめてくださいね。
おひとり様の私はさっそくその晩いただきました。
こんな夜は,一人で食べたって何にも寂しくありません。
ポン酢がないので寿司酢で食べたのです。ええ,悪食の私,何だって構やしませんて。
研いだばかりの包丁で白子をバラし,残りゃ焼いても良いから...と食べだした。
清酒「手取川」から,麦焼酎「神の河(かんのこ)」のお湯割りに代えた途端,白子を食べるペースがアップし完食。
お腹も下さず,新鮮な極上モノに大満足でしたが,カロリーオーバーが心配だ。
今まで私が使っていた椅子は,次男が高校の時に机と一緒に買ったもの。その机も幅130cmもある立派な代物で,セットで10万円だったことを今も覚えている。
ただし,立派な机で勉強したかどうか聞かないでくださいね。
次男が大学生として神戸で買った机は持って帰ったが,椅子は体を動かすたびにキーキーと喧しく捨ててきたと言うので,孫のために買ったカリモク クレシェ デスクチェア(下写真)を彼が使うことになった。
ところが,娘夫婦が昨年末に婿殿ご両親と同居することになり,それを引き上げていったので,次男は私の椅子は「もともとボクのもの!」と取り上げ,私は丸椅子に座ることになったのです。
でも,背もたれがないのを忘れて後ろに引っくり返ること数度。買わんなんやろ?
この椅子はとても優れもので,3才半から大人まで使え,すわり心地が抜群!
ネット価格でも33,400円辺りが一番安い商品で,2番目目の孫(男)にも買い与えて持たせてあげ,トホホ...貧乏になった私でありました。
そんなわけで,私も社長が座るようなオフィスチェアが欲しくなったという次第。
8号線に面した何とかEXというアウトレットのお店で,数万円すると思しき椅子が14,800円。
買わんなんやろ?
梱包された重くて大きい椅子を組み立てましたがな。
黒くてドッシリと立派な椅子です。
でも,ネットで調べると12,800円と更に2,000円も安く買えたとはショック。
2,000円でショックを受けているようじゃ社長になれませんよね。。。
反り返った感じで座って箱に書き入れてるので,その内容もますます生意気・高飛車なものになっているかも知れない。
年始,私が入居するマンションでは,毎年門松を設置することになっている。
陽の当たる快晴に撮りたいのだが,毎日のように曇天雪混じりの雨が続くだろうと元旦の夜に撮った写真を貼ることにした。
やっぱりぐずついた天候ばかり。
はよぉ春が来(こ)んかいね。。
左義長(さぎちょう)の日に燃やされてしまうのがもったいないくらいの生け花。
入居者が納める管理費で賄うこれらの「文化・風習」に無駄使いという方もいるし,是非とも続けて欲しいという方もいる。
私個人では出来ないことでも共同で行い,共に喜ぶ。
良いがいね!
友人が,この箱を覗いて初期の頃まで読んだと賀状に書かれていた。
で,始めのころなんて「ちっとも面白くない!」とあった。
いやはや,痛いところであります。
私も自分のことが書けず,何度止めようかなと思ったものでした。
日常を書くブログですが,そうすると妻の病状や通院・入院生活を書かなくてはいけない。
そりゃ拙(まず)いでしょうが!
「ガンと戦う妻」を書くなんて無理。
となるとありきたりの世情を書くだけです。
面白くないものを良くぞ付き合っていただけたものです。
もっとも,今も「ちっとも面白くない!」と言っているのかもしれないが。。。
寒さ厳しい今日,被災地では相変わらず避難所生活だ。
それも多くの人々が収入のメドもなく,失業給付金の期限切れを迎えてという中で。
雪降る金沢の最高気温が4℃,東北では一体どれくらい凍てついているのでしょうか?
昨夕,七尾へ合唱練習に行こうと内灘の大学病院近くの交差点で妙齢の女性が運転する軽四に追突された。御年81才。ぶつかっておきながら車から出てこない。仕方なく私が車を降りて軽四に近づくと,取り乱している。
私「おばあちゃん,謝らんの?」
婆「ブレーキを踏んだのに,止まらんかったがや!」
私「そりゃ,ブレーキとアクセルの踏み違いやがいね」
婆「ほんなことないわいね!」
こうして,警察の人がやってくると,「ありゃ,O川のおばあちゃん又やったがかいね」と追突の常習犯(この言い方は失礼かな?)のようだ。
おばあさんの家族も「何しとるがいね!もう運転せんと言うとったがいね!」と厳しい言葉。
そうこうして帰宅するとテレビでは,80才の男性がブレーキとアクセルの踏み違いでATMに突っ込み,死傷者が出たとのニュースが流れている。
「枯葉マーク」は「もみじマーク」。
昨年2月1日,新柄の「四つ葉マーク」に変更されたにせよ,高齢者の運転免許更新に対して再考する必要があるのじゃないでしょうか。
私もご同輩方も辿る道であります。
逝く時はさっさと逝き,そうでなければ健康に生き,運転免許カードはさっさと手放しましょうよ。
あと2ヶ月で丸1年。
遺体も見つからず思い出に手を合わせている被災者に『逝く時はさっさと逝き』は,不謹慎な言葉。
復興は,復幸なんだけどな。。。
7(土)に,オペラ「高野聖」に参加した合唱団員有志,指導された香田先生,世話役の方々の20名弱の新年会があった。
年を越しても新作オペラを成し遂げたという強い自負心と達成感はいささかも薄らぐこともなく,参加できて良かったなという思いと,冥土への土産話に花が咲きっぱなしである。
昨年12月に金沢と高岡での2公演は,私たちボランティア合唱団にとっても非常に厳しい練習スケジュールで,序盤はともかく,本番近くになると運営に当たっていた(財)金沢芸術創造財団の方々も半分怒ってしまうようなドタバタ状態もありました。
連絡ミス?そりゃ仕方ありませんて。
私らアンタ,文句も言わず言われたように動くだけ合唱団員なのですから。
== 男を獣に変える妖艶な美女 ==
このキャッチフレーズを生かす動きをするのが私たち黒衣姿の合唱団です。
立ち稽古や通し稽古でも演出さんの言われる通り,昨日と違うよなぁんて不平を言うことなく,皆さん必死でしたもの。
『滝』のシーンでは,「上人(しょうにん)」が通ると直ぐに彼の姿を隠すために中央に寄り,立ち上がったり,はたまた両脇に散ったり大変!
シュワシュワ...,キキ~ッ,ハァ~ッなどの獣の声なんざ吐息状態で「f(フォルテ)」「p(ピアノ)」を使い分けて出すなんて無理な注文が続出。それでもやりましたぜ!
私自身,最初の頃はMネル男声合唱団の定演練習と重なり参加できなかっけ。
中盤以降からの参加のため,オペラ全体の流れが掴(つか)めず,立ち稽古から主演のソリストたちが加わって初めて全体を理解したという,不出来な輩(やから)でありました。
高岡公園の本番前に楽屋でパシャ!
上左:松下 京介さん(合唱指導),上右;鴨川 太郎(私)さん,下左;豊島 雄一(親仁)さん,下右;子役の江藤くん
鬘(かつら)をつける前の主演「上人」役の中鉢 聡さんとパシャ!
右の黒衣女性は,「蛭(ひる)の森」シーンで1匹と指差した方。
いやもう,本番前の緊張している時に楽屋に乗り込んで写真を撮るなんてロートルの私くらいしかできません。ホント,ご迷惑お掛けしました。でも皆さん,あたたかく写真に納まっていただきました(無修正で載せたのでご容赦ください)。
わが国の新作オペラ事情として,再演がなかなか出来ないのが問題となっています。
これは,オペラそのものの完成度や経費の点がネックなのです。
その点,今回の「高野聖」に関して,作曲者池辺 晋一郎さんの代表作の1つに数えても良いと思えるくらいの作品であり,脚本・演出の小田 健也さんのイメージの適った出来栄えではなかったでしょうか。
観た友人・家族からも大絶賛。
字幕モニターを設置した方が良かったかどうか分かりませんが,(上人)中鉢さん以外の方の言葉が不鮮明だったようです。
つまり再演に関して,質が良いわけで,あとは予算の問題だけ。
文化は「官」がタッチすることではないと,大阪では大幅な予算カットを強いられている大阪フィル。
公設会場建設の予算縮小・凍結が,結果として新作オペラの誕生・上演を阻害することになるのだが,この不景気では何とも言えませんわ。
ベルリン発10日のロイターによると,かの大作曲家ベートーベンですら苦しい経済状況だったとの見出しが出ている。
53才の時に書いた手紙の中で,患っていた目の病気のことや,おいの学費などで経済的に厳しい状況にあること,有名なミサ曲「ミサ・ソレムニス」の買い手がいないかなど切々と訴えている。
ベートーベンですら大変だったんです。
陽はいずれ昇る! ←いずれ報われる,そうでなくっちゃ!
昨夜(5)は,今年初の小団(ラ・ムジカ)練習だった。
S5,A3,T4,B4名の総勢16名。
こんな寒い夜なのに良くもまぁ集まったものです。
練習に先立って,S田さんが「なにわコラリアーズ」の今月末の演奏会の案内をした。
その日は,エヴァさんが指揮する豊田市へ多くのメンバーが行くことになっているので,小団に預かったチケットが何枚売れるだろうか?
金沢で演奏会を持つ(開く)というのが目的らしく,集客数に拘(こだわ)っていないようだ。
その後,犀川さんによる発声から各自買った楽譜で歌い,最後のパレストリーナの解説と発音と合唱。久しぶりの美しいハーモニーに大満足の夜であった。
若く,熱意ある指導にネバ ネバ ネバー・ギブアップで臨まなくっちゃ。
年も明け,書き込みを毎日...と心機一転と誓ったはずなのに。
やっぱり不定期の気まぐれ更新でございます。
覗かれに来られた皆さま,こんなふつつかな私を本年もよろしくお願い申し上げます。
それにしても寒いっすねぇ。
韓国に遊び(?)に行った妹は,氷点下の毎日だったそうな。
冬は,暖かいところに行くのが普通でしょうが。同情できません!
3日の朝刊の「おくやみ」欄に,母の同級生のお名前があった。
私にも賀状が届いていたのでお元気だと安心していたのですが...。
3日正午の葬儀に母を連れて行ったが,消防関係のお身内の出棺時に出くわし,出初式(でぞめしき)のような光景に出くわした。
あちらも悲しい仕事始め。
私は,今日から仕事始めです。
賀状を頂きながら返状せず音信普通のようになっているのが7名。
もし,ここを訪れたなら欠礼のお詫び申し上げます。
来年は必ず差し出します...と,こうして出したり出さなかったりの悪循環になってしまうのですね。
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