皆さん,衆議院議員の定数をご存知ですか?
なんと,480人。
こんな小さな国土の日本に多すぎだと思いませんか。
平成17年の国勢調査による10月1日の日本の総人口は,127,767,994人。
47都道府県に1人,それに人口100万人に1人とすると,人口の多い県に定数が多くなるのは仕方ないことです。それでも現在の半数240人以下にはなるのじゃありませんか?
石川県に3人は多すぎですよ。で,自民党の菅義偉選対副委員長は,衆議院議員定数を50人以上削減するマニフェスト(政権公約)を考えていると公表した。
政権獲得を目指している野党も,脱官僚支配や議員世襲問題を訴えるより定数削減の方が,インパクトがあると思うのだけど。与党野党問わず世襲議員ばかりだから無理だろうが・・・。
さて,トム・ハンクス主演の大ヒット作「ダ・ヴィンチ・コード」の続編「天使と悪魔」を観てきました。
ダン・ブラウン著の同名小説は,いつものように文庫を読んでいましたが,「ダ・ヴィンチ・コード」と違って本を読まなくても楽しめる映画でした。かなり忙しい作りですがね。
システィナ礼拝堂,サンタ・マリア・デル・ポポロ教会,サンタ・マリア・デッラ・ヴィットリア教会,サン・ピエトロ広場,ナヴォーナ広場と名所がふんだんに見られますよ。
実際4年前のヨハネ・パウロ2世がお亡くなった後のコンクラーベ(教皇選挙)も,きっとこんな様子だったのだろし,セットの見事さも堪能して欲しいですね。そのためにも,字幕に気を取られずに済む「吹き替え」から観るべきです。江原正士さんの吹き替えも,いつものトム・ハンクスそのもの。
カメルレンゴ(教皇事務局長官),科学と宗教,反分子・・・,いやぁ~映画っていいですねぇ。
「グラン・トリノ」と対照的な映画。どちらもDVDを買うだろうな。もちろん正規DVDです。
ところが,石川県庁内のパソコンソフトが違法コピーされていたと報道されている。
県庁内での組織的な違法コピーや,私的使用はなかったと釈明しながら,賠償金4千万円は多すぎでしょう。税金から払うのか説明してもらいやしょう!
新型インフルエンザの蔓延にともない,収容する医療機関の受け入れに限界が生じつつある今,自宅静養を呼びかけだした。
そこで農水省が新型インフルエンザが大流行した場合に備えて,同省ホームページ上で公開している「家庭用食料品備蓄ガイド」を列記してみた。
【2週間分の備蓄食料品】
米(餅も可) 10kg以上
うどん・パスタなど 400g入り6袋
インスタント麺・パンなど 16食
野菜類(イモなど) 各1~2kg
豆類(アズキ・大豆など) 適宜
卵 10個
缶詰(魚介類・肉類) 30缶
同(野菜・キノコ類) 20缶
同(果物類) 10缶
レトルト食品(カレーなど) 30食
このガイドでは,両親と13歳男子,9歳女子の4人家族「万全さん一家」が2週間生活するケースを想定し,一家4人に必要なのは1日平均2000キロカロリーで,ライフラインがストップした時の対策や備蓄食料を使った献立までも網羅している。
えらそうに写してみたけれど,我が家には何も備蓄していない。
でも一斉にそうすると今度は,備蓄食料が売り切れ状態になることだけは間違いない!
今夜は La Musica 練習日。
メンバーの顔を思い浮かべても,誰も備蓄していないことだけは断言できる。
エヴァさんから宿題の音取りすら,先週の備蓄ができないのだから。
その彼女が来週ハンガリーから戻って来る。こんな狂騒真っ只中の国に。
私の備蓄マスクを提供すれば,歌えなくとも「1ヶ月何してたの!」って厳しい視線は免れるかな。
超立体マスクって彼女たちのような鼻の高い人にはどうかな? 超々立体マスクでないと・・・。
昨日,神戸に送ったマスクが届いたと義母から感謝の電話が入った。
次男の大学は1週間休校で,さっそく夕方からマスクをして奈良まで高校の同級生のところまで出かけたようだ。そして今日,大阪の長男から「マスクを僕にも送って~」と電話が入った。
これってどうなの?
ETC車載器と同様マスクも品薄状態だけど,一定時期を過ぎたらあの狂騒は何だったんだろうとなるのでしょうね。
36年前の大阪千里ニュータウンの特売広告に,(激安の販売によって)「紙がなくなる!」と書いたところ,2時間のうちにトイレットペーパー500個が売り切れたことから始まったトイレットペーパー狂騒事件に似ていると思いませんか。
そして,財団法人「日本漢字能力検定協会(漢検)」(京都市)の大久保昇前理事長(73)と長男の大久保浩前副理事長(45)親子を,京都地検特別刑事部が背任容疑で逮捕した。
それなら「年金」をズタズタにした社会保険庁の役人様を,どうして逮捕できないんですかねぇ。
今日一日で,国内での新型インフルエンザ感染者数が一気に増えたようです。
午後4時に関西大倉高校(大坂)が会見を開き,今月上旬に剣道部が,同じく感染者の多い神戸高校と練習試合をしていたことを発表したことから,感染(幹線)は剣道一直線だったようだ。
定額給付金の「万円札」が届かぬうちに,届いた報が「蔓延」とは・・・。
次男がお世話になっている神戸の義母からマスクが無いので送って欲しいと連絡があった。
今日から福井なので,さっそく福井市内の大型薬局店をハシゴするが「使い捨てマスク」の箱が見当たらない。
店員曰く「昨日まであったんやけどぉ~」と,マスク売り切れが報道で流れ,私のようにマスクを送ろうとして大量に買った輩がいて,急に売り切れ続出となったのかもしれない。
そこで,淋しい通りにあるホームセンターにまだ在庫があるのではと入った途端,ビンゴ!
買い占めるのも大人気ないので,不織布マスク60枚入りと予備に超立体マスク 風邪用 やや大きめサイズ 7枚入り を2箱ずつゲットしました。
しかし,北陸で新型インフルエンザが流行りだしたら,マスクはどこで入手できるのでしょうね。
遅くなった昼食に「昭和29年創業 幸楽苑」福井長本町店に入り中華そばを。で,レジに進むと5%サービスデーと言われ300円に11円のお釣りがもらえたではありませんか。
マスクといい,ラーメンといい,薄幸薄毛のオヤジも今日は,超偶然ラッキーでありました。
今日は,わが La Musica ソプラノSさんの結婚式。
彼女も新郎も仏教関係の家系ですが,私たちが披露宴会場で歌ったのはカタカナ2曲と彼女のソロが入る「唱歌の四季」抜粋。 ホント,多くの丸テーブルが並ぶ立派な式でした。美男美女の2人,きっと楽しく明るい家庭を築いていくことでしょう。
手を取り合う姿勢で確信いたしました。うん。
場所は,芦原温泉。
メンバー17人が歌いに出かけたのですが,出番が13時半ということで昼食を先に済まそうと食事場所を探せども,私が運転するM号4人とK井号ご夫妻2人の6人は行き当たりばったり人間のため,S印号の後ろを徘徊し,雨中に漸く「某蕎麦屋」に辿り着いた。
薄情な他メンバー,ちゃんとそこに座っているではありませんか。
寒かったので注文したのが「鴨南蛮そば」。 何とも言えない美味しさ・・・と言えたらどんなによかったでしょう。 何とも言えない硬い南蛮。 前歯が欠けそうな南蛮。 ポルトガル人が食べていたネギというので付いた南蛮。
焼きネギが店頭ウィンドウに飾ってある,「見本」の焼きネギかと思ったほど。
ご同輩方が食べていたら間違いなく前歯が欠けて無様な笑顔になっていたことでしょう。
今日は不参加のN野大僧正が絶賛しているお店なので,あえて店名は申しませんが,私も歯が立たなかった南蛮。彼も噛んだ途端,ブッダン サラナム 【ガチャン!】 と歯を折ったことだろう。
あんなに寒かったのに,17時半の金沢の気温23℃。なんなの?この暖か硬さは!
最近,著名人ががん闘病の果てに亡くなった話題がマスコミに,これでもかというくらい流れる。
青山孝史(肝臓がん),遠藤幸雄(食道がん),上坂冬子(卵巣がん),忌野清志郎(喉頭がん),三木たかし(下咽頭がん)・・・など現在がん治療を受けられている方々にとって辛い報道です。
男女別がんの死亡率について,2006年の厚生労働省資料に,以下のように明記されている。
・日本人男性の2人に1人,女性の3人に1人ががんになる
・日本人の3人に1人ががんで死亡
〔男性19万6603人(全死因に対し33.6%),女性12万9338人(全死因に対し25.9%)〕
つまり,「日本人の2人に1人ががんになり,3人に1人ががんで亡くなる」時代と宣言し,2015年には「3人に2人ががんに罹(かか)り,2人に1人ががんで亡くなる」という「2015問題」を提起しているのです。
ただ,死因の1/3 ががんということが推定されているだけで,早期発見が出来れば生存率はきわめて高いことは間違いのないことなので悲観なさらないようにね。
そして,女性が罹るがん疾病の1位が「乳がん」です。
先日の10日(日),金沢歌劇座で倍賞千恵子コンサート『深呼吸したら思い出した』 が行われ,倍賞千恵子さんとご主人でありピアニストの小六禮次郎さんとの会話がおしゃれで,童謡の言葉・歌詞が美しかったです。
♪あざみの歌 ♪椰子の実 ♪真白き富士の根 ♪さくら貝の歌 ♪下町の太陽 ♪冬の旅 ♪さよならはダンスの後に
スペシャルゲストとして山田邦子さんが登場し,お二人とも「乳がん」を手術されているので,早期発見を訴えていました。
山田さんは,右に2つ,左に1つの乳がんを2度の手術で摘出したものの,乳房温存療法のため術後に放射線治療を受ける必要があるのです。人によっては放射線治療によって肺がんの心配もありますが,1回の照射時間なんてアッという間です。
照射量をガウスといい,数回から20~30回照射する場合もあり,体力の消耗も少なく,驚くほど元気です。少し火傷様の痕ができますが,それより腕を上げるリハビリの方がキツイかも。
そして,いよいよホルモン剤などの化学療法の開始です。食欲不振やだるさで不快になったり吐き気がすることるかもしれませんが,少なくても5年頑張りましょう。凹む時も多いでしょう。悩みを打ち明けられる人がいなくて心細いでしょう。
もうしばらくしたら全身の毛が抜け落ちるかもしれないSちゃんに届いて欲しい。役に立たないけれど何でも言って来ていいんだよ。
森光子さんに,国民栄誉賞が贈られることが決まりました。
なんと御年89。亡き父と同じ大正9年(1920)生まれ。
主演する舞台「放浪記」の上演回数が2000回を超えたことに対して,河村建夫官房長官が昨日(11)午後「2000回に及ぶ主役は国民に希望を与えた」と会見で発表。史上17人目。
昨年あたり,老いを感じさせる痛々しい姿でしたが,今年は目線もしっかりと重畳であります。
私が「放浪記」を観たのは20数年前に会社の仲間と1度だけなので,若かりし頃の彼女のイメージが強いのですが,考えてみればその時も還暦を過ぎていたのですから驚きです。
さて,近所で築40年以上のマンションの"解体"が続いている。
おかげで粉塵が舞い,我がマンション6階居室にもそれが入り込んで来るのか喉が変だ。
そして,入居されている方から小型犬を"飼いたい"と相談があった。
マンションというものは『規約』があり,それに基づいてコミュニティを形成しているので,『規約』に禁止されていなければ飼うことに反対できませんし,当方の『規約』にも禁止を謳っていません。
ただ,この方は以前にも飼われていてトラブルが少々あったのです。困った。喉も埃っぽくて変。
空気清浄機を"買いたい"けれど,あと1週間くらいの辛抱だ。ゴホン ゲホゲホ・・・
昨日は全国的に7月中旬の気候だったそうで,ホント暑かったですねぇ。
私は,マンション恒例の日帰り温泉ツァーで,朝9時に送迎バス2台で一路山中温泉へ。
35名が山中温泉「たわら屋」の昼食&温泉を楽しむ趣向なのだが,もっと参加して欲しいな。今回の「たわら屋」のチェックインが11時なので,「山中座」前に10時到着し,それぞれ散策へ。
遅くとも12時の昼食までに戻ればいいので,一人「奥の細道山中コース」全8個所のスタンプラリーに出発です。
まずは「山中座」にある「菊の湯」スタンプを押して,暖かな日差しを浴びながら「ゆげ街道」をぶらぶら歩き「こおろぎ橋」へ向かう。街並みが一新され,とてもきれいになっているのにビックリ。
こうやって温泉街をゆっくり歩くなんて湯村温泉(兵庫県)以来だから20年ぶり。
いつもの温泉湯池旅行なんて1泊夕食・朝食セットばかり。今年3月に同じ「たわら屋」に来た時も夕方だし,出立は朝だったもの。それに寒い時期が多く,温泉街を散策するなんて気になりません。
「こおろぎ橋」でスタンプゲットして「鶴仙渓遊歩道」に進み,「鶴仙渓 川床」で席料込500円で汁粉とお茶で一服。それにしてもマンション住人に逢ったのは1組の親子だけ。まぁ,お年寄りも多いから仕方ないかな。私も腰が痛くなってきました。
そして,「あやとりはし」(←全部ひらかな)を渡り,「芭蕉の館」に入りスタンプを。8個所中3つのスタンプが押してあれば景品がプレゼントされるとのことで,私は無事景品(絵ハガキ)を頂きました。
ここは,芭蕉が逗留した「泉屋」に隣接していた「扇屋」別荘の梁や天井に漆を施し改装したただけに,建物としても立派です。
加賀市としては,拝観料100円では元が取れないでしょうよ。ご同輩方もご観覧ください。
そうこうしていると11時40分。急いで「たわら屋」に入り汗を流し,昼食です。
いやぁ~,飲まされましたわい。
というわけで,マンション理事長の私,いつものようにバスで帰還した記憶がありません。皆さんに喜んでもらえたのかしら,それも分かりません。トホホ...
今日は,母の日。
この「箱」にたびたび登場する私の母は,81歳。一週間ほど会ってないけれど元気(だと思う)。父は9年前に他界してご先祖様になってしまったが,私の両親とも母親を幼い頃に亡くしている。だから,私が生まれた時には祖母が存在していない。
両親にとって,運動会に母親がおにぎりを握ってくれた記憶もないし,通信簿を見て喜んでくれることのなかった母だっだ。
やさしく微笑む母に会いたかったに違いない。どれだけ会いたいと願っても,それは叶わぬ夢。
彼らにとって「母の日」とはどんな「日」だったのだろう。
もう赤いカーネーションを贈ることができないご同輩方の方が多いかもしれませんが,私と一緒に贈りましょう「感謝」を。ほら,恥ずかしがらんと!
そう母に言ったら「ひざなかから何言うとるがいね!」と,一喝された。
「ひざなか」,久しく聞かなかった言葉だ。日差しの明るい中という金沢ことばで,暗くなるまで待ってという感じでしょうか。でも暗くなって言っても同じですよね。照れ隠しと受け止めておきましょう。
世の中便利になったものだ。手紙・ハガキを書かなくなった子どもたちは携帯で,妻に『感謝メール』を贈っっているに違いない。
明日から仕事が待っているというのに,伊丹への日帰り演奏旅行の疲れからか,この2日間グッタリし,つくづく寄る年波の高さを感じております。
LFJK最終日(4)の金沢駅周辺の賑わいは大都市並みで,音楽があふれる街「金沢」でした。前日の伊丹からの日帰りが体に応えて,昼まで寝太郎の私が石川県立音楽堂に着いたのが午後4時。
邦楽ホール入口側のコインパーキングに入れると,足下に「百番街カード」が落ちている。届けなくっちゃと,交流ホールのピアノの前にモーツァルト青島さんと演奏者達(あれはO野さんも...)が立っているのをガラス越しに眺めながら通り過ぎ,駅に入るとエルガーの『威風堂々』を学生さんの楽団が演奏している。そして,百番街受付嬢にカードを手渡す。本当に音楽があふれている。
水野菓子店主としばし談笑し,駅地下広場から交流ホールに向かうと演奏中で入れず,プレスルームに人だかりで何事かと駆け寄れば,マルタン氏や井上監督が合同記者会見を行っている。入りきれない程の取材陣で,音声マイクの数も半端じゃありません。すごかったわ。
さて,そうこうして17時30分。 コンサートホールでは,指揮者ゴルカ・シエラさんが直接合唱練習を何度も行った「ラ・フォル・ジュルネ合唱団」,ポーランド室内交響楽団を母体とした「シンフォニア・ヴァルソヴィア」,ソリスト4名,指揮者が入場し,LFJK最終演奏「No.315」のモツレクが始まった。
さてモツレクが,モーツァルト作曲『レクイエム 二短調 K.626』の略だと言うのは蛇足ですね。
感情を抑えた「Requiem」から始まると,合唱経験者の性というのでしょうか一緒に歌詞を口ずさんでいます。「Kyrie」のフーガも軽やかでテンポも小気味よく,「Dies irae」も声が通ってソプラノの不安を事前に耳にしただけに一安心。だけど,テナーは耳に痛い声でした。
「Tuba mirum」バスソロも美声で,第九で森 麻季さんとこのストイコフさんとはご一緒だったはずで,透き通る森さんには降参です。今回のメゾとテノールソリストも適役でした。
「Sanctus」も,間延びしない「聖なるかな」と好きな早めのテンポで,宗教的な響きというより指揮者のイメージを合唱団に向けて指揮をしているような感じでしたね。オーケストラも弦の音色がきれいで素晴らしいモツレクでした。
アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618 は,静寂の中に友人に感謝を込めて作曲したイメージが彷彿され名演でした。オルガンと相乗したハーモニーが聴衆を魅了したのではないでしょうか。
最後のアンコール曲は指揮者が作曲した曲だそうですが,歌わなくても良かった。
疲れていたのか単に下手な合唱団だったのかというくらい。←書かなきゃ良かったかな?
それにしても,LFJKを企画・運営し,サポートされたボランティアの皆さん,ご苦労様でした。
4月29日(水)に,ラ・フォル・ジュルネ金沢(LFJK)「熱狂の日」音楽祭公演No.001 オープニング・コンサートが行われたと思ったら,あっという間に,最終日を今日迎えた。
個人的に足を運びたかった演奏がいくつもあったのに,メンネル行事と帰省者で,コンサートホールで聴けたのは,No.001と本日のNo.315 モーツァルト:レクイエム 二短調 K.626だけ。
そして,それはとても素晴らしいものでしたが,詳細は次回にまわして,今日は伊丹市立文化会館「いたみホール」での演奏会のことを。
福岡県:九州フレッシュメンコア ミュージカル「ラ・マンチャの男」より
石川県:金沢メンネルコール 男声合唱とピアノのための「新しい歌」
兵庫県:コール・セコインデ 男声合唱組曲「中原中也の詩から」
この3団体が,一堂に集いそれぞれの名前を取り入れ「フレッシュメンネルコールセコインデ・ジョイントコンサート」が開かれたのでした。
当然,主管団体はコール・セコインデ。
簡単に言うけれど,幹事もとのセコインデの皆さんのご苦労は大変なものがあっと思います。そう思うと,私も籍だけはメンネルに残している身,私事で参加できなくなったなどとは言えません。
メンネルの参加メンバー全員前日から伊丹入りしています。Y岸MGに何度も電話で,「行かなくてもOKでしょう?」と猫なで声で聞けども「来てちょうだい!」の一点張り。
ええ,行きましたがな。
昨日(3),朝3時に目覚め,4時45分に迎えを頼んだタクシーで金沢駅に。そして,5時38分金沢発の特急に乗車。 この列車には昨年末にも乗っている。 La Musica ボランティア事業の一つ金沢医療センターでのクリスマスコンサート明けに。だけど,年末と違ってこの時期のこの時間は明るく LFJK の華やかな雰囲気の駅内です。
さて,ぐっすり眠った後,到着した「いたみホール」は,定員1200人の響きのいいホール。
この会は,コール・セコインデ常任指揮者;広瀬康夫先生の指導している合唱団が集まったもので,当然「バーバーショップ」が基調なわけです。メンネル,フレシュメン,セコインデの順に歌い,4ステージ目は合同で「バーバーショップ ハーモニーを貴方に」として下記4曲を明るく(腰痛持ちには苦しく)歌い上げたのでした。
Sound Selebration
You'll Never Walk Alone
Joshua Fit Battle Of Jerico
One Moment in Time
各団同じような人数ですが,単独演奏では,わがメンネル20名は曲の仕上げでは劣ります(ただ一人楽譜を持って歌った私が言うのもナンですが・・・)。パートバランスも,T1(6)T2(5)B1(6)B2(3)ですもの致し方なしで流しましょ。
九州フレッシュメンコアは,ミュージカルの難曲を歌いあげ技量の高さを示していました。
コール・セコインデは言うまでもなく,コンクールでも全国大会常連です。中也の詩の暗さ切なさを,テナー系の明るく柔らかな声とベース系の重厚な声で見事に歌いあげていました。
打ち上げでも,歌って飲んで飲んで歌い,食べながら飲んで歌うという楽しい空間を共有させていただきました。ありがたいことです。飲めば移動で座りっぱなしの腰痛も忘れちゃうんですから。
飲んで記憶をなくす身なれど,いつまでも人さまのお役にたてる自分でいたいな。
いつもは算用数字の5月なのに,風薫るとくれば(単なる思い入れですが)「五月」。
全国的に穏やかな日和でした。
人騒がせな新型インフルエンザも,2次検査の結果感染していなかったようでひと安心。国 VS 神奈川県・横浜市が,「正確な情報だ」「早とちり」だと やり合っていますが,これを教訓にしましょう。
それにしても,海外でゴールデンウィークを楽しまれた方々は成田などへ到着してからが大変です。
喉が痛い私は気分転換に,クリント・イーストウッド監督・主演の「グラン・トリノ」を観てきました。
感想は言わないでおこう。用心のため,マスク持参で映画館に足を運んでください。
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