台風16号が朝鮮半島を北北東に進んでいる余波を受け,今日の金沢は36℃をはるかに超え,ぶっ倒れそうなくらいの暑さでした。
9月も半ば,秋の気配はそれとして,台風が頻繁に来ちゃ堪えますわ。
暑さだけの被害を嘆くのはバチ当たりですよね。
昨日,東京から帰って体を休める間もなく,音楽堂4階でオペラ「天守物語」練習(14時~17時)と,アートシアターいしかわ(ラブロ7階)でメンネル練習(18時~21時)に参加した。
3連休の中間でありながら,オペラの参加者は14人と非常に少なかったが,メンネル練習には22人も参加。
でも,私は集中が切れてボロボロ状態でした。
60才の節目を超えて『老人』になって嬉しいことは,映画が千円で観られることだけだと思っていたけれど,都立公園ではこの時期無料で拝観できるってことが分かったことだ!
昨夜のアルコールが汗になり,いつものノネナール臭が自分でも分かるくらい銀座田屋のシャツ襟も汗グッショリ。
肌着のグンゼなんて絞って乾かしたいくらい。
「新橋」→「秋葉原」。総武線に乗り換え「飯田橋」に。
「飯田橋」駅前の歩道橋から昼過ぎの空(右写真)。
30℃を超えてはいても,夏の終わりを感じさせる青と白。
ようやく着いた小石川後楽園の入り口管理室で免許証を提示し,浜離宮の次に来たことを言うと,同年代の奥様喜んで「虫刺され予防スプレー」の在り処を教えてくれた。
『中国趣味豊かな江戸時代の庭園。深川,河,渓谷,田園,街道などに見立てた景色に中国由来の建造物が配置されています。春の桜,夏の蓮と睡蓮,秋の紅葉など,季節の自然美も楽しめます』←庭園パンフより
入って直ぐの有名な「しだれ桜」も暑さでグッタリ。葉っぱがしっかりしてました。
開業した頃の11年前に,本社パーティが開かれた東京ドームホテルを背にした大泉水。
季節によって見どころ満載の庭園で,これからの紅葉が素晴らしく,春は桜に花菖蒲といつかまた訪れたいところでした。
更に汗をかいて,大江戸線「飯田橋」から「新宿西口」を歩き山手線で「品川」に。
アトレのトイレでビショビショのシャツを脱いで捨ててきた。
羽田で待ち合わせていた方に汗臭い思いをさせながら,歩数計の数字でオムハヤシとビールをゴチになったことも嬉しいことでした。
来月の東京予定は,スカイツリー見学に,大谷先生の東混定期復帰第228回「魂を呼び覚ます声」演奏会と,10月大歌舞伎。
今回,行くことが叶わなかった「六義園」に行けたら嬉しいけれど。。。
15日の朝,ホテルのシャトルバスでJR目黒駅に行き,品川駅の江南口1階のタクシー乗り場横のコインロッカーに荷物を預け,(入場料が無料と二日酔いもあって) 贅沢にもそのままタクシーで30年ぶりの「浜離宮庭園」に。
浅草から水上バスで行く予定でしたが,予定は未定のいつもの私でありました。
『徳川将軍の庭園。潮入りの池(海水を引き入れた池)を中心とした庭園は,築庭から350年経た今も往時の面影を残しています。かつては皇室の迎賓の場としても利用されていた名園です。』←庭園資料より
コンラッドホテルとロイヤルパーク汐留タワーなどを背にして,延遼館跡に大きく枝を張る松が見事で,良く手入れされているのが分かります。
御伝い橋,中島橋,中島の御茶屋,潮入りの池,松の御茶屋,ちょっと小高い御亭山(おちんやま)からの景色を順に並べてみました。
日本でも最大級のコスモスが咲き誇る福井の「コスモス苑」の見頃は1ヵ月後ですが,ここは今が満開でアゲハチョウも舞っていました。
浜離宮といえば「黒松」ですよね。
庭園を囲む高層ビル群で景色も一変しましたが,「黒松」だけは30年前とほぼ同じ。
見どころを音や映像で自動的に解説してくれる「ユビキタス・コミュニケーター」を借りて,10時過ぎから2時間近くも歩き回り,汗ビッショリになって大手門からタクシーを捕まえて新橋駅まで行ったのでした。
「ハッピーマンデー」(一部の祝日を日をずらして月曜日する)になったばかりに,私の結婚記念日(32年前の9月15日)だった敬老の日も,単なる土曜日になった。
老人週間(9月15日~21日,ただし,休園日を除く)は,60歳以上とその付添いも無料なので,浜離宮恩賜庭園と小石川後楽園に行ってきた(この2つの庭園は,特別名勝及び特別史跡)。
妻が存命だったら,妻を付き添いとして二人が無料で入れたのでしたが...。
どうして東京にいたかって?
それは,14(金)の目黒雅叙園での着物展パーティに参加していたから。
呼ばれて困るのは,義理だけの付き合いなのに立派な会場と宿泊がセットになった見分不相応の出費旅。
特に,雅叙園は部屋が全て80平米もあり,お一人様の私には無駄な大きさということもあって,白金台のシェラトン都ホテルに泊まったため,行きはJR(越後湯沢経由)回数券で,帰りは割引航空と最小限に抑えたのでした。
木造造りだった記憶しかなく,こんな大きくてキレイになった建物にビックリ!
パーティ会場は撮影厳禁なので,1階ラウンジの中庭に出てパシャ!
バスで目黒駅に行き,シェラトンバスで戻り,仲間夫妻が戻るまで「八芳園」散策に。
シェラトンラウンジで待っていた仲間夫妻と会食へ。
今夜の小団(ラ・ムジカ)練習は,風邪だとかで参加人数がやや少なめの13名(S:4,A:4,T:3,B:2)だった。
朝がめっきり冷えるので,窓を開けっ放しで眠るのはいけないようです。
今日は,福井へ行ってました。
岐阜県との境界付近に位置する夜叉ヶ池に源を発する日野川が九頭竜川に合流する辺りに,北陸最大のコスモスが咲きほこる「コスモス公苑」があります。
そして,そこは福井総合病院の真ん前。
やはりまだまだ早かったようで,見ごろの一ヵ月後にまた来てみよう。
ちなみに4年前にキャノン1眼レフ(息子が持って行って行方不明)で写した写真を載せてみました。
あの頃若かったんだなぁ,車の上に乗って写してたっけ。今じゃ絶対無理!
今日は,久しぶりに合唱練習のない日。
昨日の中公練習で怒涛の1週間が終わって小休止。
明日の小団(ラ・ムジカ)で練習するブラームス「ドイツ レクイエム」を日本酒片手に,片方の手はキーボードにおいて練習している。
えらいでしょ?
朝夕に秋の色が見えてきました。
年中煩い持病の耳鳴りの私にも,虫の鳴き声がはっきり分かるようになってきたもの。
先週末,西田家庭園「玉泉園」(金沢市小将町)に行ってきた。
玉泉園の名は,加賀2代藩主前田利長の令室「玉泉院」からとったもので,池泉の水源は兼六園の「ことじ灯篭」の曲水から引いていて「東滝」の流れがあります。
ここは,全国でも幻の様式『玉澗流』で行われているようで,築山や石橋に数多くの灯篭が特色ですが,水芭蕉時期を逃した今どきは見るべきものがありません。
何となく裏寂れた「ちっぽけな庭」,こんな印象でした。
桂離宮,養浩舘庭園,八芳園,白河院,二条城/二の丸,平安神宮,天龍寺,金閣寺,銀閣寺,建仁寺,兼六園,仁和寺など京都や北陸しか知らない私がとやかく言うべきではありませんが,良かったなぁという庭園を挙げてみました。
週末に,再度「八芳園」(東京都港区白金台)に行く予定ですが,楽しみです。
いずれも手入れされているのが素人にも分かります。
玉泉園ねぇ。。。とりあえず灯篭を少しだけアップしましょうか。
毎年9月25・26日に開催される「こきりこ祭り」は,五箇山の上梨地区にある白山宮で行われる祭りです。
とは言え,暇な私をもってしてもなかなか行けるものではありません。
でも「こきりこ踊り特別披露」という催しで,こきりこ保存会の人たちによる説明を入れて,唄と踊りを披露してくれるのです(残念ながらあまり知られていません)。
サルビアの赤い花が運転手を和ませてくれ,トンネルを抜ければ上梨地区です。
ささらを模(かたど)ったアーチが迎えてくれ,白山宮前からパシャ!
こきりこ唄は全国的に有名な古代民謡の一つで,農作業の際に歌われた田楽が由来だそうです。
特別披露を干渉するには入場券(ポスターの下に置いて パシャ!)が必要です。
おそれ多くも本殿を背にして特等席の石段に座って撮影しましたが,祭りの当日はこんな事できないんですよ...と司会者による諸々の説明があります。
次に,狩衣姿に山鳥の羽根がついたあやい笠をかぶった踊り手が登場。
「ささら(板ざさら・びんざさら)」と呼ばれる108枚の木板を組み合わせた楽器を鳴らしながら踊ります。
一通り見せてもらった後は,見学者も舞台に上がって「ささら」を打ち鳴らしながら見よう見まねで踊りの輪に入っていきます。
私が背にした本堂は,写真の「鞘堂」の中に入っているようです。
孫がもう少し大きくなったら連れて来よう。
お一人様の私,白川郷を目指して再びハンドルを握ったのでした。
前回のスーパーマンの話じゃありませんよ。
スーパーマーケットのスーパーです。
ウィキペディアによれば,スーパーマーケットとは『英語で「市場(いちば)」を意味する "マーケット" に,「超える」という意味の "スーパー" を合成し,「伝統的な市場を超えるほどの商店」の意で作られた造語』だそうな。
私の御用達(ごようたし)のスーパー(T京ストア)が明後日で閉店する。
その店の貯まったポイントを金券に交換したら8千円に。
今夜,市民合唱団終了後に金券を持って買い捲(まく)った。
ええ,ご想像通りお酒をメインにね。
我がマンション隣にできるスーパー(Vろ~)は,夜の9時まで営業だって。
これから合唱練習の後に買い物ができなくなる。。。ウ~ゥ,困った。
お一人様,受難がまた一つ。
半額の刺身,半額の弁当,半額の惣菜など私の楽しみにしている"半額"札が見られなくなる。
悲しくてやりきれない!
今夜は,野々市市民合唱団の練習に参加。
昨日の「病院際」には38名が参加していたそうで,団長のK本さんより更に活動を盛んにしていく旨の発表があった。
新しい市に相応しい合唱団に発展していくかどうか,それは団員の練習参加人数で推し量られる。
今夜は,概ね50名だったでしょうか。
この分だと安全域ですよね?
私が2日続けて市民合唱団に参加すること自体稀なことで,練習終了後にやっぱり雨。
素人集団ながら,この合唱団のアルトが驚くほど良いんです。
問題はソプラノでしょうか。
でも大丈夫,スーパー美声の「あづさ」さんがいるから。
今の政治にスーパーマンがいないのが悲しい。。。
昨日は,救急の日。
それにちなんだわけではあるまいが,南が丘病院の「病院際」で,野々市市民合唱団の一員として歌ってきた。
写真は,院長先生です。(クリックしたら大きく見えますよ)
野外ステージでもテントの中で歌うので日焼けしませんが,指揮された朝倉先生はテントに入りきれず汗だく状態で,指揮と歌に大活躍でした。
近くに住んでいながら,何年も前からこういった催し物があったなんて知らなんだ。
10時に集合した合唱団員。発声練習を兼ねてテント内の舞台で練習開始です。
50円均一の食事引き換え券を持って「うどん」「かき氷」などと交換しようにも人人。
ホント,人気があるって実感です。
下の写真の抽選景品も,横に写っている子どもたちは「10等か20等が良いなぁ」と欲のないことを。私は17等かな?
本番は11時から。歌い終え,3回並んで「うどん」「カレーライス」など食べて,午後1時から中公練習です。
2日続けてのダブルヘッダーはキツイ!
8日(土),県立音楽堂にて第326回定期公演〈岩城宏之メモリアルコンサート〉の最終演目として,「交響曲 第9番」第4楽章を80名くらいの合唱団の一員として歌った。
コンサートホール舞台上手の遺影には,右に打楽器奏者としてのバチ,左に指揮者としてのタクトが飾ってあった。
今回は岩城宏之生誕80周年ということで,指揮者も天沼裕子さん,山田和樹さん,井上道義さんと馴染みを揃え,作曲家で洋楽監督の池辺晋一郎さんと西村朗さんの作品とトーク,岩城宏之音楽賞を受賞した田島睦子さんのプーランク演奏とてんこ盛り。
第九では,森 麻季(ソプラノ),鳥木弥生(メゾ),吉田浩之(テノール),木村俊光(バリトン)の豪華ソリストでした。
お気に入りの森 麻季さんはオメデタでブレスが浅くなっているのは致し方ないところでしたが,相変わらずの美形・美声でした(他のソリストもそうでしたが...)。
さて,私は長男に送ってもらい午前10時半に会場入り。
リハーサルが12時から20分ほど。
本番が4時半ごろなので,待ち時間の長いこと!
ゴルフでも待ち時間が長いと「待ちチョロ」などというミスが出ますが,私には縁のない話しと言えないところが残念です。ええ,ちょっとしたミスが。誰も分かりませんが...。
岩城先生には「だからアマチュアとやるのがいやなんだ!」とお叱りばかり受けてましたが,所詮(しょせん)こんな人間ですわ。
歌い終えて,夜7時からメンネルコールの練習に参加。
この日も,トップテナーに優秀な新人が入った。
嬉しくて『疲れ』も吹っ飛びまっせ!
もう9月を10日過ぎた。
あっという間でした。
動き回って,歌い疲れたジッジーであります。
1日(土),京都駅伊勢丹7階に隣接する美術館「えき」KYOTOに行って来ました。
京都駅ビル開業15周年記念として,美術館ランキング世界7位の足立美術館による「横山大観展」を観るために。
ちなみに,1位はルーヴル美術館で,大英博物館,エルミタージュ美術館,オルセー美術館,スミソニアン博物館,メトロポリタン美術館に続いての7位,立派ですね。
なんと金沢21世紀美術館も10位に入っているから,これはこれで驚きです。
それに,「2011年日本庭園ランキング(潮騒ランキング)」においても,足立美術館の日本庭園が「9年連続庭園日本一」に選ばれているのですから,島根県安来市までなかなか行けない私としてはこの機会は逃せません。
こじんまりとした会場に大観の傑作が目白押し。
こりゃ島根まで行かんなんね!
駅から足を伸ばして大改装の時に訪れた西本願寺を散策。堀川通りに面した御影堂門からパシャ。
この日も暑く,国宝の「唐門」まで歩く勇気も消え失せ阿弥陀堂(上の右建物)まで。
空模様も昼を過ぎたばかりと言うのに怪しくなってきました。
学生時代,涼しくて何時間居ても何も言われないので夏になるとここの御影堂でボォ~っとしていたものです。
宿泊した「京都ロイヤルホテル&スパ」では,ジャーナリストとして活躍中の乙武さんに出会いました。
2日(日),午後1時から5時まで広瀬先生指導によるメンネル練習が。もちろんバーバーショップ。
途中激しい雨が降ってきましたが,終了間際に小降りに。
こうして荒れる天気が続いたのでした。
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