富山に来ている。
地元新聞の1面を飾っているのがタイトル。
東北を襲った大地震は,その20日後にだった。
1年は早いが被災・被害者はどうだったのでしょうね。
そして,65才は弱者や老人と呼ぶのを考えようとも載っている。
老人は弱者じゃありませんよ。
ふてぶてしい兵(つわもの)と呼んだ方が宜しいのかも。
母を見ていると,我が儘(=身勝手)な生き物だと思ってしまう。
右ひざに人工関節術を行い入院している母は,本を読みたいからと佐伯泰英著「酔いどれ小藤次」の新作「祝言日和」を持っていくと,「膝が痛いし読めんわ」ときたもんだ。
上田秀人,井川香四郎,坂岡真,鈴木英治,鳥羽亮など文庫書き下ろし作家が新作を発刊するたびに買い求め,まず私が読み終えて母に手渡しているのだが,これが結構高くつくのです。
病室のベッドテーブルには本の山。
ええ,引き上げましたわいね。
しかしながら高齢女性の集団は姦(かしま)しく,母が入っている6人部屋に1歩足を踏み入れると誰の親族か分からないほど話し掛けられます。
「外は寒いかいね?」→「おいね,ここ(病室)は天国やわいね」
「かたいじぃ(地元言葉でお利口・優しいかな?)」→「おいね,来んかったら煩いがいね」
「今日はナニ持って来たがや?」→「なぁ~も,本の引き上げや」
「あれ~ぇ,来たがかいね?」→「おいね,呆けんように顔を出しとかんと忘れっさかいに」
誰が誰か全く知りませんが,皆さん,まぁ元気ですわ!
寒波が日本列島を覆うそうだ(今さら寒波もないけどさ)。
今週は食べ過ぎました。
13(月),金沢国際ホテル「六角堂」180gステーキランチ(食後の珈琲なし)
14(火),金沢市役所喫茶「友愛」パスタ定食
15(水),洋食屋 New 狸「たぬき定食」
16(木),フランス料理プレミナンス「コース・ディナー」
メタボまっしぐらであります。
なので歌ってません。。。
明日は,大阪は池田市でカキ三昧。
コレステロールは大丈夫なんでしょうか?
企業戦士をリタイアする年代なると,誰もが若かりし頃の思い出に身をおく様になるのでしょうか?
今も,某D大学工学部の連中が,東京で飲んでいると携帯に。
不思議なもので,あっという間に学生時代に戻ってしまう。
友人知人の少ない私ですが,学生時代の友はそうは言わない。
「ばかぁ!お前が東京に来ているならいつでも集まるからさぁ」って。
今日は,広島のM井君(JR西日本勤務)が東京に来たので集まった...と,幹事役のM戸川君から未だ一度も顔を見せない私を詰(なじ)ること甚だし。
私が通ったD大学は,アルファベット順に席順が決まっていて,私のM姓辺りはK・N・O姓12名が集まってそれは賑やかで,テストも協力して勝ち取っていたのでした。
彼らの声を聞くだけであの頃,あの時の思い出が鮮明に浮かび上がってくる。
彼らは一応に言う。
「Mの演奏会チケットを4枚買わされて,無理やり彼女らしき女(ひと)を作って,また彼女に2枚売らなきゃならなかった」って。
う~ん,今も一緒です。
東証1部の製缶会社常務M君,同じくコンタクト会社副社長N君,校長先生N君,上海公伺O君など彼らの恥部を知り尽くしている私といえども,卒業して幾く星霜,忘れてしまって都合の良い事に変想してやしないだろうか?
そして,まだ歌っている私を彼らは何て言うかしら?
皆が京都に集まる6月が楽しみだ。
困窮生活に突入間近の私ですが,現実に目を背けて浪費し続けている姿はまるで今の日本の政情そのものです。
何とかしなくっちゃと予算を組むことにしましたが,つまびらかにできる段階でないので,今度お知らせしましょう。
地下入り口の方がメインのようで,1階入り口は勝手口だったかも。
1階メインフロアまわりは色合いも格調高く,エレベーターも豪華でした。
クラブデラックスというランクの部屋で,ベッドが高く椅子と比べるとその高さがお分かりでしょう。それに33階までのベッドパッドと違って厚いらしく,慣れぬ私は腰がダルかったぞいね。
来週(17)に再度大阪出張時に,池田市でカキ料理を食べるつもりだ。
もう1度泊まろうかな。
今週も寒い日が続いた1週間でした。
そんな中,7日(水)から福井へ出張し,そのまま大阪へ。
低体温で不健康なおひとり様の私は,そこで熱を出したのです。
大阪で泊まっていたホテルが何と「ザ・リッツ・カールトン大阪」。
分不相応なホテルでして,熱を出して宿泊を延長するとなると財布も発熱発火モードに。
でも,こういったホテルは至れり尽くせりで,財布の発熱と引き換えに私の風邪熱も治まった。
もともと,34階から上にある「クラブハウス」フロワーに泊まり,
・ご朝食 7:00~10:00
・お昼のご軽食 11:00~14:00
・アフタヌーンティー 14:30~16:30
・夕方のご軽食 17:00~19:30
・お休み前のお飲物 20:00~22:00
この5食をいただける豪華版プランで宿泊していたため,34階のクラブラウンジから部屋の移動だけで勤(いそ)しんでおりました。
ご同輩方,『大寒冬』であります。
くれぐれも風邪などひかれませぬように!
今年に入って,青空を終日見ることができた日って何日あったろう?
終日ともなると,1月20日(金)大阪出張とこの3(金)4(土)東京行の3日しか記憶にない。
やっぱり,裏日本なんですわ。
このいずれも前日がJRの大幅遅延や運休があった日で,3日も小松8時10分発ANA752便も飛べるのか不安な空模様が,アルプスを越えるとそこは別世界。
静岡側からの富士山は冠雪も疎(まば)らでも,太平洋側からは絵に描いたような白い冨士。
そうそうこの日,本社が入っている丸の内3丁目の新東京ビル(左写真)斜めに存する国際ビルジング地下の「タニタ食堂」に行ってきました。
ちなみに,左写真1階のエルメスやポール・スチュアートには出張の度にぶらりと立ち寄るものの高くて買えません。
大都会には想像を絶する金持ちがウヨウヨしてるんですからねぇ。
撮影時刻は午後2時でも,この長蛇の列。御のぼりさんは入れません!
東京など都会の人は実によく歩く。
4時半に会議が終わった私も,新橋の定宿(三井ガーデンホテル銀座プレミナム)まで荷物を置きに歩き,それからまたJR有楽町駅まで歩いたのですから。
いつも,銀座4丁目和光の時計塔は午前様なのに。
割と素面(しらふ)でしょ?
東海道もいつも快晴で,雨だった記憶がない。この日も青い空!
真鶴過ぎて湯河原に来ると風が強く,山頂でも波の音が聞こえた。
♪ なぁ~みの音が聞こえるぅ ♪ タダタケ「雨」より
今日は,石川県立堂コンサートホールでのラルフ・ゴトーニさん指揮する「オーケストラ・アンサンブル金沢」第315回定期公演F(フィルハーモニー・シリーズ)を聴いてきた。
目当ては,ケルビーニ作曲「レクイエム」。
先週のプログラムと同一なので,そこで作曲家ケルビーニの偉大さを解説してあったので,CDで2回聴いてやっぱりその通りと納得して出かけたのでした。
前半は,チマローザ作曲 歌劇「秘密の結婚」序曲と,サッリネン作曲「ヴァイオリン,ピアノ,管楽のための室内協奏曲」。
現代フィンランドを代表するサッリネン,彼がゴトーニさんのために書いた曲は難しくて瞼がつい落ちてしまい,後半の英気を養ったのでありました。
「レクイエム」の出だしからヴァイオリンが入らず,ヴィオラ・チェロ・コントラバス・管の編成からアルトが歌いだすのですが,このアルトの声質が明るく豊かで素晴らしく,掴みはキッチリ!
OEK合唱団としては,久しぶりに存在感を示した出色のアルトでしたね。
ソプラノも同様に明るく気持ちよく聴けたのですが,男声,特にテナーがいけませんでした。
ここは,重箱の隅をほじくる私の独り言の場なので,関係各位のご立腹には知らんぷりです。
終曲「アニュス・デイ」は,静かに消え入り深い余韻を残すはず(解説より)なのに,ゴトーニさんが必死に手振りで抑えるようにしていながら管が言うことを聞かず,更にテナーが耳に残るという残念なことに。
ゴトーニさんの指揮も細やかで美しく,合唱のディナーミクやコントラストは明確だっただけに「う~ん」と唸ってしまったのでした。
そんな悪意に満ちたことを...と言われそうなので補足すると,楽譜を手にしたのが1ヶ月前と練習不足らしく,それを思うと良くぞ1ヶ月で仕上げた...と言うべきでしょうか。
でも,いけない・残念と思ったのは1週間前の男声合唱団「なにわコラリアーズ」を聴いた後だったからでしょうか?
いいえ,だれでも。
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