大阪は寒かった!
最高気温が16℃と,金沢より5℃も低かったようだ。
7時2分金沢発サンダーバード6号で大阪に着いたのが9時39分。
大空間となった新しい駅構内や周辺を散策するために,列車が遅れたと電話連絡し(都合が悪い時の言い訳なの),中央北口の改札から出て東口まで歩いてみた。
写真の連絡橋は,プラットホームから見上げると普通だが歩くと大きいのに驚く。
もっとも,そこは金沢駅ドーム型天井を何倍も高く大きくした空間だから当然だけど...。
関東・東北の混乱から関西が注目されているが,19日に新装オープンとなった駅舎で一層関西が飛躍するかもしれない。
ちょっと話が飛躍しすぎたかな?
日差しは明るく暖かな装いでしたが,風が冷たい日でした。
今夜は,都合でラムジカ練習には参加できなかった。
明日は朝一番で大阪だから不参加も許してもらうしかない。
ホント宮仕えは辛いよ,まったく。
でも,そんな遠くない時期なんだけど,会社勤めが懐かしく思えるんだろうな。
そんな中,「倶利迦羅さん八重桜祭り」を覗いてきた。
案の定,早すぎました。
でも,山道の途中に散見する民家の石垣に咲いていた芝桜がとてもきれいだった。
花言葉は「臆病な心」。
私のようであります。
高校のときに習った老子の「天地不仁,以万物為芻狗...」を最近目にする機会があった。
天地不仁 以万物為芻狗
聖人不仁 以百姓為芻狗
天地之間 其猶藁籥乎
虚而不屈 動而愈出
多言数窮 不如守中
天地は仁ならず 万物を以て芻狗(すうく)と為す
聖人は仁ならず 百姓(ひゃくせい)を以て芻狗と為す
天地の間は 其れ猶(な)お藁籥(たくやく)のごときか
虚(むな)しくて屈(つ)きず 動きて愈々(いよいよ)出ず
多言なれば数々(しばしば)窮(きゅう)す 中(ちゅう)を守るに如(し)かず
漢文の授業のようになってしまったが,私が記憶していたのはタイトルの文字だけ。
後はコピペであります。
どんなに頑張ったって天地は命を与え奪うんですよ。
好き嫌いに関係なく天地は平等でもありませんよ。
だから,成り行きに任せましょうよ。
適当だけど,こんな解釈じゃなかったっけかな?
(違ってたらごめんね)
政治の無策を嘆いたって,人知不徳で天地不仁であります。
天に唾するような私だからこそ「天地は仁ならず」であったし,これからもあるでしょう。
ただ諦めるしかないのかもしれないし,奮起してしゃにむに頑張ることもあるでしょう。
どちらを善悪で縛ることも無意味です。
立場が変れば価値観が違うんですからね。
頑張れなんて言えない私は,「為るようになる」と言いたい。
あの時必死だったな...と笑って言える日が来ることを待っていましょうよ。
昨日の寒の戻りで,被災地でふるえていらっしゃる皆さんには無責任でしたかねぇ?
ライフラインが復旧したと思ったら,相次ぐ余震により停電や断水に悩まされる被災者の皆さんに対して,新聞紙面やテレビのフレーム内で想像し,痛みを知らない私の言葉も空々しいことでしょう。
そんな私も,茨城県南部で発生した震度5強の揺れを味わった。
16(土)午前9時から千代田区立スポーツセンター8階映写室で始まったOB合唱団練習の終盤11時20分ごろ,建物が大きく揺れ出した。
私以外は皆マグニチュード9を経験しているので「いつもより大きかったな」とか「短かったね」と余裕の表情。
私ゃ,たまげましたわい。
こんな揺れが毎日,関東・東北地方で起きているのです。
体が何だか揺れていると精神的に参っちゃうのも分かります。
それに加えて原発問題ですものね。
前日(15),本社女性から『鉄次』の「たい焼き」を差し入れてもらった。
餡子は上品で美味しかったけれど,やっぱり「たい焼き」は鯛の形をしていないとねぇ...。
余震でビビった私は更に声が出なくなり羽田に向かった。
無事O谷先生と,16時20分発のJALに乗った。
そのまま,小松から練習会場である石川県立音楽堂交流ホールに入り,21時過ぎまで練習。
オーケストラの皆さんが入ると音が見違えるようになり,O先生の指揮・指導に,美しいラター「レクイエム」が少し光明が差してきた。
私と言えば,吠えていると何度も指摘されちゃったわい。。
昨日,朝一番の便で羽田に着いた。
モノレールでゆったり座れるなんてどうしたことか。
荷物を置きに三井ガーデンホテル銀座に立ち寄った際も,10時前なのにフロントロビーは閑散としている。やっぱり外国人観光客が少ないんだ。
外国メディアが連日報道している「収束の見通しの立たない『放置される放射線』汚染と対応力不足」の影響だろう。安全神話が,本当に遠い神話の時代となった感じだ。
一昨日(14)のラムジカ練習も,輪になっての練習だ。
来月の演奏会にハンガリーから戻ってくる指揮者エヴァさんも,家族から「危ない日本に行くのは止めて!」と言われていることだろうな。
彼女が戻ってくるまでに暗譜しとかなきゃ...。う~ん,難(ムズ)い。
練習前に兼六園や金沢城公園を散策してきたが,目に付く外国人観光客はイスラム文化圏の人たちくらいで,地元金沢の親子連れやグループばかりだった。
土産店なんぞ商売上がったりだな。
昨日一昨日(12)と福井県内桜巡りをしてきた。
とは言っても仕事の合間を縫ってですよ(←ここんとこヨロシク)。
一昨日のこと,兼六園の桜もいいけれど足羽川沿いの桜には敵わないよなと呟きながら横目運転で見学し,例年のように定宿に車を置いて『足羽神社』の「しだれ桜」(左写真)を観に百坂から上った。
あれれ,見上げただけで目まいしそうな急坂の階段がきれいになっているではありませんか。
あれだけ凸凹ねん挫しそうな坂が,足羽山で産出された笏谷(しゃくだに)石で敷き詰められ,歩きやすくなっている。
とは言え,しだれ桜を前にしてゼイゼイ喘ぎ,ヨタヨタと坂を下りて近くの『笏谷そば』まで走った。ええ,車で。
庭園風の店構えで店内も雰囲気があり,高いけど美味しい「鴨南蛮そば」をいただきました。
そして,昨日の遅めの昼食は『宿布屋』の「おろしそば」(ここの品書きは1皿500円の「おろしそば」のみ)。
鯖街道起点辺りの「楊貴妃桜」から福井市内へ戻り,朝倉遺跡近くのこの店まで運転したのでお腹が減るのね...なぁ~んて言い訳をしながら3皿注文(それでも前日の鴨南より安い!)。
山芋つなぎの「そば」と辛い「おろし」は言うことなしだが出汁がなぁ...,そう感じながら来てしまうのはどうしてなんでしょうね。
1昨年の4月8日の箱で「嶺南地方の桜」を書いている。
出だしはこうだ。
嶺北と嶺南に分けられる福井県ですが,今日は嶺南地方を回ってきました。
嶺南の桜の名勝と呼ばれるところは下記の4ヶ所。
敦賀市原,「西福寺の鬱金(うこん)桜」
若狭町神子,「神子(みこ)の山桜」
若狭町関,「福乗寺の楊貴妃さくら」
小浜市中井,「妙祐寺のシダレザクラ」
3ヶ所を観たわけだが,今日は残る「福乗寺の楊貴妃さくら」を観てきた。
右の写真がそうである。
この暖かい中でも固い蕾のまま。
例年なら4月中下旬に咲き乱れる八重桜は,「福井県下で最も気品のある桜」と評されるそうな。
この楊貴妃桜は老木古木で,幹はかなり傷んでましたが
再生作業が施され,最近では子枝が親を支えるようにして美しい花を咲かせるようになったのだとか。
下の写真は若狭三方五湖観光協会の広告用で,たしかに「気品がある」ような気がしないでもないが...,下旬にまた行こうかな。
昨日(10)は暖かく絶好の行楽日和。マンション管理組合恒例行事である温泉旅行に行って来た。
自粛ムードが漂い,この旅行には賛否両論があったものの決行となり,山代温泉「瑠璃光」へ。
豊富な湯量をたたえた御影石造りの大浴場は,ゆったりとした大空間で貸し切り状態。
大広間で昼食をいただき,ビンゴゲームに。
ええ,アルコールは私一人が請け負い,ヘロヘロふらふらになって醜態をさらけ出しましたわい。
送迎バスで「瑠璃光」に向かう途中,加賀市中心部の錦城小学校前を流れる熊坂川沿いは桜並木(ヘタな写真でごめん)が有名で,8分咲きの桜を鑑賞して江沼神社を散策。
ずいぶん前に乗った屋形船には時間の都合で乗れず,今度こっそり来ることにしようっと。
今日は一転,寒い日となった。
七尾で歌った帰り,道端の電光掲示による気温は3℃。小円山公園の桜は3分程度。
東北沖大地震から1カ月が経ったものの,余震続きで今日も被害が出たようだ。
それに予断を許さない福島第1原発事故による放射能汚染。
新たに計画的避難区域に指定された村民には,これから多大な苦難が待っていることだろう。
避難された方々は,もう風呂に入れたのかな?
冬来たりなば春遠からじ。
それがどうです,今年の春は目の前で足踏みしちゃってさ。
散々文句を言っていたけれど,今週は20℃を超す日もあったのですから"とうとう春がやって来たぁ~"って感じですね。
桜の蕾が開き始めた月曜(4)は,入園式や入学式に入社式。
新入園児や学童の手を引く父兄は殆ど和服姿のお母さん。
大きくて新しいランドセルを背負った子供たちと桜は絵になりますねぇ。
月曜(4)は,近江町市場「井ノ弥」で『ちらし近江町』。
火曜は,高岡市民病院前「吉宗」で『カレーうどん』(→)。
水曜は,金城楼「かりん庵」で『タケノコご飯』(←今年初なのでおかわりをした)『吸い物』のセットに「治部煮」。
木曜は,大戸屋。金曜は,近江町市場「市の蔵」で『甘鯛のかぶと煮定食』。
今日は節制して,大和地下「ゑびすや」の『たいやき』(餡子3個+桜餡・抹茶・白玉入り3個)。
これをランチと呼ぶかどうか...。
料理を習うと断言したものの,我が家の包丁は切れも悪く(腕が悪いのは言うまでもない!)エムザでゾーリンゲンのステンレス三徳包丁を買った。
でも帰ってよく見れば似たようなものがあるじゃありませんか。
なので,ラムジカ練習前に返品に行った。店員さん,ごめんね。
ネットで三徳万能包丁を買おうとしている。
関にするか燕にするか。
産地より腕なんですがね。。。
『汚染水放出』が1面に出ている。
放射能濃度がどれくらいで安全で危険なのか分からないけれど,少なくとも健康に害するものが垂れ流しされている状況は許し難いと思いませんか?
東電の広報担当者が涙を流し説明している。
危険性を承知しながら海に流さざるを得ないとしても,それまでの情報開示がなされてなくて突然の会見説明でしょ?
冗談じゃないですよ。
この延長で行くと,もっと由々しき事態が待っていそうな気がする。
そう思いませんか,ご同輩方。
天気予報では,今週はお日様マークが続いている。
一刻も早く「福島原発は安全だ!」のお日様マークを期待したい。
太平洋側に汚染水垂れ流しも日本海は大丈夫だろうか?
地球は丸い。
大気も海水もあらゆるところに回っているはず。
どうも不安だ。
もう隠し事は無いやろね?
昨日4日は母の誕生日。
満83歳になった。
東北では,こういった年齢の人が避難所生活を強いられている。
大変なことです。
井上陽水「人生が二度あれば」より
♪母は今年九月で六十四
子供だけの為に年とった
母の細い手
つけもの石を持ち上げている♪
学生時代,大阪で陽水のライブを聴いた私は,この歌に強烈なインパクトを受けたものでしたが,現代の長寿日本では『六十四』はまだまだ若僧で,私なんぞ洟垂れ坊主ですわ。
♪そんな母を見てると 人生が
だれの為にあるのか わからない
子供を育て
家族の為に 年老いた母♪
私の母は,子供家族のために一生懸命になって働き続け年老いても悔いはなかったのではなかったと思う。聞いたとしても涙目になって答えてくれるとは思わないけどね。
母に,放射能汚染されたホウレン草を食べる?と聞いたら,
「何言うとるがいね! お迎えが来とるワテラに健康食なんて要らんわいね」
「福島の人ら捨てんとぉ~,もったいないさかい年寄りに安いがに売っこっちゃ」
親不孝者の私,手土産は神永学著「心霊探偵八雲」(角川文庫)シリーズ)8巻持参して塩っ辛い手料理をいただきましたが,母には頑張って長生きして欲しいものです。
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