私自身,常々不健康だと自覚している。
だから健康に良いものだという宣伝文句に弱い。
しかも,「がめつく」「せこい」ときているから,『今なら何%増量キャンペーン』という文字があろうものなら直ぐにクリックしてしまう。
そして,今日届いたのが胡麻から抽出した天然ビタミンEのサントリー「セサミン」。
本当に体に良いのかな?
さっそく3粒飲んだ。それも大吟醸「手取川」で。
オルバン先生を自習せにゃならんのに,Eか酒かどちらかでボゥ~っとしてきたので安静が必要だ。寝るとしよう。
22(金)は私の誕生日でしたが,別段うれしいということもなく,定年やお迎えが少し近づいたといった程度の感想しかありません。
そしてその日,いつものように予約してあったタクシーで金沢駅に向かい,一路大阪へ。
毎月,第4週の金曜は大阪です。
大阪駅は,北側再開発ビルも立ち上がり巨躯を現し始め,大都市の玄関口も何とか定年までに間に合いそうで,ショッピング好きな私を楽しませてくれるだろう。
会議終了後は,定例飲み会。大阪泊まりは、気楽に飲めるから嬉しい。
飲んだ後に特急サンダーバードで帰ると,隣に座られた方に申し訳なくてさ。
だって,酔っ払いが隣だなんて嫌じゃない?
翌23(土),京都劇場の劇団四季「美女と野獣」を観に行った。
香林坊の映画館街に,ディズニーのアニメ「美女と野獣」を3人の子を連れて行ったのを覚えている。親の都合でほとんどの映画はレイトショーだったが,子ども達は皆映画好きに育った。
今では化石になったレーザーディスク(LD)もディズニーアニメは全て持っているし,子ども達は擦り切れる(かどうか知らないが...)ほどこの映画のLDを観ていたおかげで,プログラムを買わなくたって大丈夫。
今回,(ビースト)佐野正幸,(ベル)島原如未,(ガストン)野中万寿夫さんでした。
今日,OEK第275回定期公演ヘルムート・リリング指揮「ロ短調ミサ」を聴いてきた。
ソリストでは,バスの浦野智行さんだけコレギウムで聴いたことがあるだけで,他の4名は初めて。なのでアルトソロ永島陽子さんを除いて強い印象を受けなかったな。
やはり,合唱でしょう。
楽譜の色分けで金沢組か盛岡・仙台組が判別できたし,声の飛び様も何となくそれに似ていたけれど,何はさておき今回もマタイ,ヨハネ同様合唱団員に敬意を表する他はありません。
各パート,超高音高速メリスマをいとも簡単(必死?)にバランス良く歌っているんだもの。。リリング老師より合唱指導の佐々木先生に拍手をした私でした。
とわ言え,2月21日の演奏会の方が心配です。
前腕部が筋肉痛だ。
前腕を理解できない人のために説明しとこうか。肘から手首までなんだよ。
中学校の先生が,「本当は,肩から肘を一の腕,肘から手首を二の腕と言うんだ」と話してくれたことを覚えているが40何年前のこと。これだって好い加減だな。
どうして筋肉痛かと考えてみれば,一昨日の「左義長」で書いた門松を解体した際のドライバー(ネジまわし)を使った以外に考えられない。
大きな門松の竹をピシッと支えるために土の入った桶にしっかり植え込んでいるイメージだけれど,今どきは業務用のプラ桶(高さ50cm×径50cm)の外側から建設用の8cmくらいの長いネジで竹を固定してあり,それを外さないと竹が取れない仕組みになっている。
どう,ご同輩方も知らなかったでしょう?
2本セットで門松だから,2個のプラ桶からネジを外し終えた時は腕がパンパンだった。
年を取ると筋肉痛も遅れて来るって本当だ。情けない事に,グッと握りしめるのも難しく,ジャンケンをしたらパーしか出せないだろうな。
今日は,オルバン先生の早口言葉「Sanctus」だけを自己練習した。
W谷代表やエヴァさん達が,2月21日の演奏会にジョイントしてくれる岐阜のMIWOへ行ってるのだもの,私も練習せにゃならんやろ? けど,なかなか上手くなりません。
「Benedictus」のソロをせいと言われてが見たが,ソプラノと二人。
MIWOの方に任せましょう。重い楽譜をピアノ譜面台から持ち上げられない筋肉痛の情けないジッジーだもの,無理しちゃダメダメ。
ブレスが最近スッゴク短くなった。
風呂に入って我が腹をなでると前腕と同様にパンパンで妊娠6か月の状態。
これじゃ息が入らないわな。
今夜は,町内会の新年会で「MEGU」でお腹いっぱいになったし,昨日は「ステーキハウス にしむら」でランチ。メタボ一直線だよね。
そういえば腹筋の筋肉痛だけは高校生だった頃(40年前)からないかもしれない。
これまた情けない事であります。
今日15日は左義長。
1年の無病息災を祈って正月の飾り物などを集めて焼く行事で,マンション正面に飾ってあった門松を野々市町本町3丁目にある布市神社に持って行き焼いた。
この門松,高さ1m50cmもあり,頑丈に作ってあって竹を1本ずつ分解し,車のトランクに入れて運ぶので大変な作業である。門松を飾ろうと言い出したのが私なので,マンション理事長ともなるとこんなことまでしなくっちゃなりません。
昨夜も,隣接地を借りて30台ほどの第2駐車場を作ってあるがその除雪車手配もです。
布市神社には,老人たちが左義長の火の世話をしており,次々に持ってくるしめ縄や飾りを受け取り火に放り投げているが,さすがに6本の竹は重くて投げられない。
老人たち,「昔はこんな竹は左義長にいっぱい出たのに今じゃ珍しい」と焼き餅をくれた。
昨夜の練習は雪のため中止になった。
福井から急いで帰ってメールを確認したのが金沢西インターに着いてから。
う~ん,急がなくても良かったな。
でも,ちゃんとオルバン先生のミサを自習しましたよ。
私は,すぐご近所の廻る「もりもり寿し」野々市店が数ある中でも今は一番のお気に入りだ。
今日は福井出張。
電車通りに面する順化1丁目の「吉田寿司支店」に繰り出そうと定宿から歩き出すと,夕方から振り出したボタン雪がガサッガサッと見る間に傘に積もり,店に着く頃には街灯に照らし出されたボタン雪で先も見通せないほど。
この時期に訪れ,はや20数年。コンクールで金賞を取った若旦那も立派になり,うらぶれた私は今夜もとり貝からトロ,ぶりトロ,アジ,バイ貝。仕上げは,せいこ蟹(金沢では香箱蟹)。
茶蕎麦をいただいて店を出ると,1時間ほどで10cmほど積もったようだ。
明日は嶺南地方を訪問し,例の「福梅」の減塩梅干の規格外品を買って帰る予定。これを待ち望むメンバーがいるから嬉しい。
さて,宿で楽譜を開こうとしたが,持参するのを忘れた。
昨夜(12)は,メディカルサロンななお合唱団で「水のいのち」の練習。
10(日)は午後6時半から,11(月・祝)は午後2時からオペラ「耳なし芳一」の練習。
当団から,OEKオペラ合唱団のメンバーとしてW谷代表,K井有機農園社長,M下(学生)と私の4名が参加している。男女5名ずつで,あとのバスも学生だが,女性は皆名だたる歌科卒のメンバー。
私ら男声は幅取男的な感じでしょうか。
3月10日(水)金沢,11(木)射水の連日公演に向けて巻きが入る日が近いようです。
廻らぬ寿司。本当に美味しかった。
明日から目が廻る日々が来ようとしているのに。
La Musica本番まで,僅か40日くらい?
それにしても,掛け持ちしている人はこれから大忙しだな。
3月にその他役のオペラがあるだけの私としては,割と楽なはずなのに煮詰まっている。
7日(木),本社から挨拶回りに上司がやって来たので,終日運ちゃんでありました。
京都から福井に到着するので,路面に圧積雪が凸凹に残った高速道路を飛ばし福井駅に。
途中3つのスリップ事故を見かけた。雪道をなめてちゃいけませんな。
福井営業所で挨拶後,金沢の北陸支店へ。
この時期必ず偉いさん方が金沢にやってくるのは脂の乗った魚と身の詰まった蟹がお目当てで,お昼はいつもの近江町「井ノ弥」。そして定番の「ちらし近江町」(1200円)であります。
入店してびっくりしたのはガラガラだったこと。
20何年通って初めて。不況ですかねぇ。
一路富山営業所へ。面談後,早い夕餉に予約を入れていた「だいどころ屋」で舌鼓。
ここはちょっと高いお店だけど美味しいんです。飲めないのが辛いところでありますが,ご相伴にあずかる私としては安心して注文させてもらいました。
そして単独金沢へぶっ飛ばして戻り,8時半頃練習場着。
ちょうどバーンスタインの手拍子から歌う出すところでしたが,ハンドルを握りしめていたので腕が動きません。北陸自動車道を金沢→福井→金沢→富山→金沢ですからねぇ。
翌8日(金)の午後,運転免許更新です。えへへ,ゴールドです。
夜は,鰤と鯛の刺身に氷見うどん。氷見うどん(海津屋)の茹で加減なんぞプロ級でっせ。それに日本酒,焼酎,ウヰスキーの渡り飲み。
これじゃ楽譜を開いている暇がありません。とういうより素面の時間が少ないんだな。
そして昨夜,N野さんのお寺で夜6時半から10時まで強化練習。
休憩では,彼が県立美術館内の辻口博啓氏のパティスリ-&カフェで買ってきたケーキとウヰスキー(これは私だけこっそり試飲)です。当たり前だけど美味しかった。
練習終りにエヴァさんから「男性陣,次に歌えなかったら私泣きます」だって。
女を泣かしちゃいけやせんぜ。ちょっくら酒を控えて楽譜を開きましょうか。
タイトルは,私の酒癖と思われちゃ心外。西高東低,冬型の気圧配置による天候のことです。
昨日,神戸に着いた義母から連絡が入った。「こっちはカラカラ青空さんよ」だって。
こっちは今日も大荒れですわ。
この箱に「座りっぱなし」(昨年最終)と書き込んだ次の日,当団は,昨年末の19(土)20(日)に,金沢市の湯涌温泉街手前の「金沢創作の森」(金沢市北袋町)という公営の宿泊・研修施設で合宿を行う予定だった。
ちょうどその日も大荒れ。
13時半に集合するつもりで美女4名乗せて向かっている車中に,前日から仕事?で湯涌温泉に宿泊していたT子さんからメールの連打。
「温泉街から先に「創作の森」を下見に行きます」→「すごい雪で坂道を登れません!」
岐阜からこの合宿に参加される予定だったMIWOの皆さんも,雪のため前日に辞退の連絡。本当に賢明な対処でありました。登り口すら見逃してしまう「里山の自然森」だもの。
やっとの思いで到着した団員も,指揮者エヴァさんのSOSメールで練習をあきらめ,温泉街まで降りて早めの夕食。練習場所を六枚町のM美さんの教室に移して,エヴァさんも無事合流し9時まで練習。
同じ金沢市内とはいえ,舗装された道路が見えてホットしたのは私だけじゃなかったはず。
翌20(日)は松任駅近くの「ふるさと工房」に場所を移し,O谷先生も午後から参加されて練習。W代表始め諸々の世話をされた団員諸氏に心から感謝したい。大変だったろうな。
大荒れの天候で覚えていることは少ない。
でも,あの雪中行軍からの2日間は楽しい思い出として残るはずだ。
いつまで覚えているかが問題だけど...。
心配し過ぎなのが私の欠点でしょうか?
う~ん,どうもそうじゃなくて心配しなさ過ぎるのが欠点のようです。←息子の意見。
しかしながら心配しなくっちゃいけないハゲ化でありますが,ハゲはハゲでも釣りで言うところのハゲは,フグ目カワハギ科に属するウマヅラハギです。
大量発生した漁師の頭痛の種「エチゼンクラゲ」がもたらした副産物として,ウマヅラハギが福井沖で大漁が続いているそうな。
昨年,島根県隠岐の島町蛸木の民間研究機関・海中景観研究所は,ウマヅラハギによって攻撃を受けたエチゼンクラゲが15~25分で死ぬことを確認しているとか。
エチゼンクラゲといえば,昨日,千円のラーメンランチを食べた菜香樓新館(金沢市駅西新町)では,七尾市の定置網漁師が乾燥加工した厄介者エチゼンクラゲを使った料理をオバチャン達に試食してもらっていたニュースを見たっけ。
風が吹けば何とかと言いますが,風が吹かなきゃ漁師が儲かる...当たり前ですね。
今日,次男がETCを取り付けた車で義母と神戸に戻る。風が吹かなきゃ良いけど。
天気予報が外れ,嬉しい事に快晴でした。
でも,夜9時以降,雷・強風注意報に波浪警報が発令された。別に心配する気象ではない。
(もう半世紀前になっちゃったけど...)私が子どもの頃なんぞ雪雷が近くに落ちたのか家が揺れたり,一晩で30cm以上雪が積もるなんて当たり前でした。
でも北京やソウルではそんなに雪は降っていなかったようで,まだ4日なのに,1月としては観測史上始まって以来の大雪だと報道されている。やっぱり異常気象でしょうか?
サウジアラビアでは洪水,オーストラリア西部では干ばつによる森林火災,ブラジルでも大雨による土砂崩れなど,地球温暖化による大災害を描く映画『デイ・アフター・トゥモロー』が始まりそうな感じじゃありませんか。
同じ監督作品の世紀末映画「2012」もそうだけど,もう環境破壊なんて騒いでいる時間がないのかもしれないな。一人考えても仕方ないことですが。
3D映画「アバター」も,宮崎駿作品に登場してくるような美しい惑星を侵略する愚かな人間社会の行為を圧倒的な映像美で映し出している。皆さんも考えましょうよ。
私が今考えていること。トイレットペーパーを如何にして少なく使うか!←せこい。。。
香林坊や武蔵が辻の百貨店では昨日(2)から初売りやバーゲンが行われ混雑していたようだが,「まちなか」は今日も大混雑。
新聞では金沢駅前の大型専門店は,客足が中心部の「まちなか」にとられ伸び悩んだと書かれていたが,今日は帰省のピークのせいか駅周辺も大渋滞。
長男が帰る12時52分発サンダーバードにも危うく乗り遅れそうになるくらいの渋滞だもの。
無事に乗車できたことを確認し武蔵が辻に向かうが,これまた渋滞。
M鉄丸越百貨店で昨年末から予約していた,銀座田屋のネクタイ5本入り福袋を受け取りに行くだけなのにこの渋滞。皆さん,初売り&バーゲンともなると悪天候なんて関係ないようです。
そうして今度は香林坊D和百貨店へ向かおうとすれど,尾山神社への初詣客の駐車場探しも加わったのか途中で全く動きません。気の短い私,帰りましたがな。
それにしても年末に買ったDックスの3万円セーターが25%offとはどういうこと!
定価なんて何を基準にして付けてるんだろう?プンプン!
昨年は,妻の調子の悪い時に演奏会が続いた年でした。
4月下旬に脳へ転移が見つかる。
3度目ということもあり放射線治療も予後の面で痴呆化が避けられないし,脳幹への再発では外科的手術も困難を極め,そんな時に5月3日に伊丹市で行われた「コールセコインデ・九州フレッシュメンコア・金沢メンネルコールジョイントコンサート」に日帰りで出かけたのでした。
7月下旬に腹水が溜まり始める。
8月1日に金沢市文化ホールで行われた「室生犀星生誕120周年演奏会」を歌わざるを得なかった。
8月17日から全身性転移肝がんで入院。
10月4日に七尾市サンライフプラザにて行われた「メディカルサロンななお合唱団演奏会」にラ・ムジカ一員として歌い,翌々日に妻は逝ってしまった。
再発がんは治らない!
最後に治療にあたった主治医は,妻にそう断言した。
がん患者の心の支えは日常的であり空想的で些細なことだ。
子どもの成長を見届けたい。
白い海辺に見渡す限りの青い海原,そんなところに行ってみたい。
夫の食事を作ってあげたい。
そうして妻が頼りとしていたはずの私は,歌いに出かけていたのでした。
歌いに出かけたとして感謝してくれる人もいないのに・・・。
過ぎし200Q年,私に悔いの残る年でした。
新しい年を迎え,真っ白な1月に合唱予定を書き込んでみれば14日に色が入り,そのうち2日が重なっている。
予定が詰まっていくカレンダーは見た目には忙しそう。
でも何だか寂しくて空しい。こうして1年過ぎていくのだろうか?
2010年の幕開け。
白い粉雪舞う終日でしたが,大荒れの中にも一条の光が射すという世相を現しているような年の初め,いかがお過ごしでしょうか?
本年も昨年以上に歌い続けたい,そんな思いを新たにした次第です。
何とぞ『本年もよろしくお願いいたします』。
Copyright © 2002-2013 金沢の声楽アンサンブル ~ La Musica ~