重箱の隅

今日（日付は昨日１８日の金曜です）は大阪。定例会議の後，忘年会だ。

大型寒波で暴風雪警報の中，ＪＲも乱れるだろうといつもより早く金沢駅に行った。
（タクシーを早めに呼んであったのさ）

朝６時過ぎに金沢駅に着くと運休のアナウンスが飛びかっている。改札を通り２番線に上がると６時９分発雷鳥が止まっている。これ幸いと乗り込んだが，手取川鉄橋付近で風速計が限度値を超えているらしく４０分遅れで出発。

やっぱりここは裏日本でさぁ～。滋賀県に入るとピーカンの青空。なんやろね，この違い！

夕方５時から始まった忘年会も帰りの列車が気になり，途中で退散し７時半に大阪駅へ。

１０番線では，７時２７分発サンダーバード４５号がまだ来ておらず，「８時７分発雷鳥４７号（終点金沢）の方が早く出発になります」とアナウンスが流れて長蛇の列が大移動。どうも，金沢からの列車の折り返し運転だが肝心の列車が突風と雪で大幅に遅れているようだ。

すると８時頃「やっぱり４５号の方が早く出発」とのアナウンスで，更に長くなった列が大移動。私は面倒くさくなり，終着が金沢だと寝ていても起こされる雷鳥で良いやとそのままステイ。同じような考えの人ばかりか１/３くらい残った。

先月まで工事をしていた１１番線を見れば，出来上がっている。年明けから使えそうだ。

えへへ，結局雷鳥４７号が３０分遅れで先発。４５号派からは罵声怒号。
それにしても寒かった。

金沢着，０時３４分。

往復７時間座ってた。会議だから座ってた。一日中座ってた。腰がヤバイです。

今日明日と湯湧温泉で合宿だ。もっと寒いだろうな。

昨夜（１６），ＡＮＡクラウンプラザホテル金沢５階『雲海』で友人たちと会食をした。

ここの和室は予約制で，家内とも何度か足を運んだ「桐の間」の空きと友人たち２人の空きが一致する日が昨夜だったのだ。ただし，家内とはランチタイムでだけしたが。

私と同じように本会社の別の提携会社に勤めていた２人は，退職勧告を受け髪結いの亭主となった方と，５年前に会社を辞め自分で起業した方で，２人とも何度か泊まりに来たことのある３０年来の友人だ。

９品のコースの煮物は治部煮（じぶに）に換えてもらい，四方山話に花が咲いた。

年齢は私がちょうど真ん中で，３人ともそろそろ記憶があやしくなり，話の年代も全く違うことが出てくる。それはそれで，いい加減さが許される間柄なのが楽しい。

お互いの子供が幼かったころの白山登山，能登島民宿泊，引っ越し，釣り，ゴルフ，スキー，野球大会，麻雀やメンネルコールのチケットを無理やり買わされたことなどあっという間の３時間。

仕上げは，向かいのホテル３０階「ル・グランシャリオ」。

合唱仲間はいつも私の健康と食事を心配してくれる。特にアルコールを。

昨夜は，妻が亡くなって初めてのホテル会食。贅沢はこれっきりにしなくっちゃ。
でもこれから毎晩のように忘年会が続く。もとい，忘年会を入れたのだ。忘れるために。

心や行いが正しく立派なさま（ｇｏｏ辞書）。

タイガー・ウッズの醜聞が漏れ始めの頃「まさか！あの人が（絶句）」という風な感じでしたが，今や次々とラスベガス界隈で働くきれいどころと関係していたニュースが流れている。

行ったことないけどラスベガスって不夜城でしょ？スーパースターが足繁く来店してくれりゃ担当従業員もお店からボーナスがもらえるでしょうに，そりゃ腕によりをかけますわいね。今回は腕じゃなくてお股だったかな。いかんいかん，つい下品になってもた。

それが公然の秘密だったのに...，一人の告白から出るわ出るわ，雨が降らないラスベガスなのに雨後のタケノコみたいに出てきます。

年収約１億ドル（約８５億円）のスーパースターやもん，良（い）いがいね。←こう言っちゃいかんようだ。

相手の女性も，幼い子を育てるのにもお金が必要だったかもしれないし，悪いとは思いながら「ママ，今日ねぇ，ビッグネームと楽しい事してお金が入ったからご馳走してあげるね」なぁんて家で言ってたかもしれない。←こう考えちゃいかんようだ。

品行方正，清廉潔白，無欲恬淡，粒粒辛苦，質実剛健などなど真面目に生きるさまを列記するのが辛い私でありますが，ご同輩方はいかがでしょうか？

俯仰（ふぎょう）天地に愧（は）じず。なに一つとして『やましい』事がないと言いたい私，今から道徳を学ぶのは遅いのでしょうか？

そやけど，下品下ネタを得手とする私が品行方正発言した日にゃ「どうしたん？」と言われるのが関の山ですわ。

マンションのイリュミネーションについて，テレビ金沢からの取材申し込みと収録のことを書いたが，９（水）午後５時過ぎに放映された（私は見ていない）。

そしてその後，野々市の近くにお住まいしている６０代ご夫婦が，息子さんが結婚するのでマンション購入を検討しているので空きがあるかとか，金沢の１軒家を売ってマンションを考えていた５０代のご家族４名が管理人室窓口に来られ，同じように空きの問い合わせがあったようだ。

その他見学２件と反響は上々でありました。

問い合わせの間に，エントランスのクリスマス・イリュミネーションを見るとその方々は更に驚かれていたようでしただって。

ちょっとした飾り付けだけで印象がずいぶん違うものだ。
それが６年間の間に毎年（電飾を）買い増しているから飾り付けするＮ村さんご夫妻も大変ですが，これで少しは報われたかもしれない。

音符の飾り付け，いわゆるトリルですが，私は大の苦手。
上からだとか，この時代は下からだとか...どうだっていいでしょ！
ビブラートの持ち主なんて早い話がトリルだらけじゃないの！

今やファストファッション全盛の中，「アバクロンビー＆フィッチ」が銀座にオープンした。

そのファストファッションをウィキペディアで検索してみると，最新の流行を採り入れながら低価格に抑えた衣料品を，短いサイクルで世界的に大量生産・販売するファッションブランドで，「早くて安い」ファストフードになぞらえて数年前から言われているそうな。

そして，その"アバクロ"は高いのである。

息子が夏に帰省していた時に着ていたＴシャツとパーカーがそれ。
「いくらだと思う」と尋ねられたから２千円と５千円と答えると「ふっふっふ，田舎者やね」と冷笑されたのが"アバクロ"。ユニクロの模倣か？と言うのが精一杯。

パーカーの頭巾（この表現が古いのでしょうね）には「ダメージ加工」が施されてあり，思わずフリーマーケットで買った「お古（オフルってこれまた古い？）」かと聞いてしまった。

そういえば，ジーンズにしてもダメージ加工して破れているのかと見間違うものが高いだなんてどうなってんの？

和音から外れたような私の低めの音程は，ダメージ加工だとしたら立派な行為でしょ？

エンゼルスに移籍が決まった松井秀樹選手（どこへ行っても応援するからね）。
両膝に爆弾を抱えていたのが彼のダメージ加工だとしたら，３割３０本は間違いないでしょう！

忙しすぎて，この箱に書き入れるのを怠っていたことをまずお詫びしなくっちゃいけませんね。

６（日）はコンサートホールで「メサイア」を，昨日１４（月）は交流ホールで「ミステリアス・メンデルスゾーン」のシンポジウム＆コンサートの合唱に出ていたのです。

５年ぶりの「メサイア」はソリストも素晴らしく，おかげで合唱もそれに引っ張られて良い出来だったそうです。私も持てるもの全て出し尽くしたかのようで満足しています。

歌うマラソンこと「メサイア」は，『Ⅰ部 予言・降誕』『Ⅱ部 受難』『Ⅲ部 復活・永生』からなる約３時間の大作で，今回は全曲演奏と演奏する側と聴く側にも負担がありますが，好評だったことでホッとしています。

私自身，Ⅱ部からⅢ部にかけてホールの空間に亡くなった妻の存在を感じ，ソプラノ独唱４５番では，歌詞にある「よみがえった・・・」を感じ涙が流れたのです。
この聖歌合唱団員として歌うのは最後になるのかもしれないな。

そして，連夜の合唱練習。遺影に「ただいま...」と声を掛け，バタンＱの生活です。

そうそう，有難いことに（３ヶ月に少し欠けたが）ボーナスが支給された。
小売業や建設業に従事する方々の中にはボーナスが無かったり，もらえても前年を大きく下回ったりしたかもしれませんね。　ボーナスは生活給ですもの，それを当てにしてローンを組んで住宅や車などを買った人にとっては一大事です。

昨日の合唱団では「頭数男」でしたが，とても素晴らしいごボーナスがあった。

世界最古の弦楽四重奏団と称される「ゲヴァントハウス弦楽四重奏団」が，甘美で繊細で情熱さえも感じられるメンデルスゾーンを演奏してその様を聴けたこと。

これが今日の第２夜で聴けないなんて。
若林顕さん，カンタさん，ダウスさんのトリオでは，ゲヴァントハウス弦楽四重奏団のような息の合った演奏が出来るとは思えないもの。メサイアでのダウスさんはいけませんでしたよ！

７（月）に歯に矯正用のワイヤーを施したが，食べたものが引っかかってしまうので食後の歯磨きがやっかいですな。矯正を受けている子どもたちは皆，こんなんやろか？

金沢市アートホールで行われた金沢フラエンコール「第１２回定期演奏会」に出かけた。

先日，（なかなか飲めない高い）ウイスキーと２５（金）の演奏会用楽譜を持って来られた吉田徹さん指揮するこの女声合唱団とは，かなり長い付き合いなのだ。ねっ。

Ｍ井マネージャーさんから頂戴した招待券で入り，Ⅱ部あたりでほぼ満席状態。
女声合唱団って，集客力があるね～。

「タ・タ・タラ～ン」私の髪の毛ソングで始まったⅠ部から，本格的ガチンコ合唱です。

メンバー紹介の写真はⅡ部の衣装で，とても美しくお若くなっておられましたが，登場された面々それ相応な二の腕のたくましさで，衣装が映えておりました。

練習に出かけるため（遅刻ですが...）Ⅱ部が終わって会場を後にしたのですが，Ⅰ・Ⅱ部とも選曲と曲順がうまく計算されていました。

Ｂｕｓｔｏ「Ｍａｇｎｉｆｉｃａｔ」なんてコンクールの審査員になったかのようで，ケチをつけるとすれば終盤の乱れくらいと，すばらしいコーラスでした。各パートの声が一つになって１４人という小編成を忘れさせるハーモニーを随所に聴くことが出来ました。

ビブラートがないのは気持いいもので，低音部は引力に従う傾向が散見されましたが，ソプラノは見事に逆らっていました。ちょっと見習わんなんね！

浄土真宗的に正確な表現か分からないが，今日，妻の骨を先祖代々が眠る墓に納めた。
年明けには，湯河原に納骨するので今日は分骨を納めたのだ。
雨だったらどうしようと心配でしたが，お天気で良かった。

法名を墨入れした骨壷をお坊さんから受け取り，中台の前の水鉢のついた石を動かして納めようとするが重くて動かない。お布施のほかに人工代も用意しなきゃいけなかったなと思いながら，お坊さんに手伝ってもらい開けた。

手を合わせるが何も思いつかないものだ。あらためて合掌。

私が住むマンションの北東側６階の住人Ｎ村さんが，毎年この時期になるとベランダをカラフルなイルミネーションで飾り，一つの名物のようになっている。

昨日，メサイヤ練習を終えてマンションに到着すると，テレビ金沢が取材を行っていた。

マンション理事長の私には事前連絡があり，お好きなように撮ってくださいと答えてある。

６年前に理事長を務めた時に３ｍのクリスマスツリーを買い，Ｎ村さんにお願いしてエントランスも一緒に飾り付けをしてから年々豪華になり，住人の子供たちの自慢にもなっている。

放映は，９（水）夕方５時から。２分程度じゃない？どうかご覧ください。

今日の練習で，３９番を歌おうとしたら腰にピリッと電気が走った。思い（←重いでした）楽譜を持って，しかも３夜連続だもの。やばい兆候です。

４１番「Ｓｉｎｃｅ　ｂｙ...」が座って歌うようになって大助かり。
だけど本番は，最後まで立って歌えるのだろうか？

忙しい師走です。

今夜も，コンサートホールでオケとの「メサイア」練習でした。

不出来な曲と私自身仕分けた２曲は，多くの合唱団員も練習不足のようで声も言葉も出ておらず，佐藤正浩マエストロから注意された。明晩は，ちゃんと出しますよ。

言い訳を一つ。メガネを忘れたんだ。

１２６人の合唱団ともなると５段の最上段に立つ私，前の人に楽譜がつっかえてどうしても楽譜を近く位置に持つこよになり，老眼乱視的爺としてはメガネなしでは非常に厳しく，音符と歌詞がボケてしまう。そうでしょ，ご同輩方？

若い方もいづれ辿る道，笑ってちゃいけないな。のちのち同じことを言うのだから。

嗚呼，それにしても今月「メサイア」を入れて４回の舞台。楽譜がたまってきた。
同じような回数をこなす方もいるだろうが，私の場合，練習は多くて３回，ひどいのになると初見のような口パク頭数男ですわ。たまったもんじゃありません。

ロイター；パトナ（インド）によれば，ビハール州に住む５３歳のラマチャンドラ・ダスさんが自宅前にトラックを停めるため，岩山をハンマーとのみで１４年間も削り続けトンネルを開通させたとか。

幅４．２メートルのトンネルが完成したことで，周辺住民らは山を迂回せずに農場に行くことができるようになって喜ばれているそうな。

菊池寛著「恩讐の彼方に」は「青の洞門」。これも３０年かけて掘ったんだよね？
執念岩をも通すかぁ...

私の執念はまだ浅いですわ。それより執念ってあるのかな？
オルバン先生をやっつける！

すんません，口だけです。巧言令色仁少な男でおますっさかい。

民主党政権の予算削減の目玉である「事業仕分け」に関していろいろ物議をかもしだしているが，今までのブラッグボックスだったところを開けたという意味で良かったのではないでしょうか。

スパコン，オリンピックのマイナー競技云々など問題はありましたが...。

我が家の固定費を見直すことにした。それが，タイトル「私的事業仕分け」である。

まず，これまでアンタッチャブルだった生命保険を仕分け。

入院保障がついた生命保険は，転移性悪性腫瘍と戦っていた妻の病名ゆえ新たに加入することができず現状を維持するしかなかった（でもそれは，いつも大きな味方だった）。

今回，私が妻や子供たちのためにと大きな保障のついた保険は当然掛け金も大きく見直し。何せ，今や住民票には私一人しか記載されない「おひとりさま」なの。

長女は嫁いだし，長男は大阪で独立。
まだ扶養している次男も免許を取るため，神戸に住民票を移した大学３年生。

残すものも適度な保証で十分。だから，５０％カットを断行し，その保険料が約２万円。
その他の保険を加えると３万円を超すというと驚かれるでしょうか？

夜，～金沢で歌い継がれて６０年～の副題がついた「メサイヤ」練習に参加。

本番会場である石川県立音楽堂コンサートホールで，これも本番指揮者である佐藤正浩さんの指導で，終曲から前に戻る形で全曲をピアノ伴奏で歌った。

大きな声で言えないけど今回これが３回目の練習。
仕分けを行い，まだまだ不出来な２曲を練習しないとな。明日はオケとの練習だもの。